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里島響子と恥垢おじさん 犬と女シリーズNo.7
【フェチ/マニア 官能小説】

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里島響子と恥垢おじさん 第6話-1

私は再び部活に熱中する日々に戻りました。

膝のケガは今までがウソのように回復。膝を庇って負った肉離れも膝が治るとすぐに癒えてしまいました。私は悶々とした日々から解放され、再びラクロスに打ち込める身体に戻っていました。

あの公衆トイレの一件以来、ああいったことをしていません、というより、そんなことしている暇がなかったというのが正確かもしれません。ようやく私の日常を取り戻すことができた!そんな喜びでいっぱいの私にああいったことをしている暇なんてありませんから。

ただあの一件以来、ひとつだけ私の中で変わったことがありました。私はあのとき見た『理想のチンポ』を思い浮かべながら、オナニーするようになっていたんです。

すっかりオナニーする頻度は少なくなりましたが、その数少ないオナニーのときです。

オナニーのやり方はいままでと一緒。私はまず目を瞑り、自分の汁を嗅ぎながらたっぷりとアソコを弄びます、変わったのはそうやってる間ずっと、あのとき見たおじさんのチンポを思い浮かべ、あのとき嗅いだ恥垢の臭いを思い出していました。

うまくいっている時ってなんでもうまくいくみたいで、ケガから復帰してすぐ、私はセカンドのレギュラーに抜擢されたんです。

レギュラーになれたのはすごく嬉しかった。でも、ポジションを奪われた先輩を含む部員全員から『レギュラー、おめでとう!』と言われた時の方がずっと嬉しかった…。

もちろん不安だってありました。

レギュラーのほとんどが3年生の先輩たち。その中でうまくプレイできるんだろうか…。色々と考えれば考えるほど、不安が増し、緊張は高まります。

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県大会予選がもう間近に迫ったある日、練習を終えた私はチームメイトと別れ、ひとり、家に向かって歩いていました。

夕焼けが照らす橙色の坂道を歩いているときでした。ちょうど坂道の終わり、坂道の頂上でだれかが手招きをしています。

周りを見渡しても誰もいない。坂道の頂上にいる人は明らかに私へ手招きをしているようです。

その人を見た時、私は怖いというより不思議でした。

なんで私に手招きなんてしてるんだろ?知り合い?お父さんでもお母さんでもなさそうだし…。

色々と疑問ばかり浮かびますが、なぜか私は歩く足を止めることなく、坂道の頂上を目指しました。

少しずつ坂道の上にいる人がどんな人かわかってきました。

まず男であることが分かり、坂道を上がるに連れ、その男の風体もハッキリ見えてきました。

小太りで背の小さい50代位の男性、黒く汚れたボロボロの作業着、デップリとしたお腹にボサボサで油のテカった長い黒髪。ずっとお風呂に入っていないのが一目瞭然の黒ずんだ顔には笑みが浮かび、その笑みに覗く歯はまともなモノがひとつもなく、欠けていたり、根本だけが残ってるだけのモノだったり、ちゃんとした歯があってもタバコのヤニのような薄茶色のカスがこびり付いています。

いかにもな浮浪者の男…。そんな浮浪者の男に手招きされる謂われはないはずなんですけど……?

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一歩一歩と坂道を登り、遂に私が頂上に来たときのこと。

「公園でのこと知ってるよ…。」

おじさんはハッキリそう言いました。私はいきなり心臓を鷲掴みされたような感じでしたね。もうビックリしました!

(何でこの人、あのときのこと知ってるの!?)

多分すごい表情になってたと思います。おじさんはにやけた顔をもっとにやけた顔にして、また私に言いました。

「おじさんのチンポ、見たいでしょ…?いっしょにトイレ行こうよ…。」

おじさんはそう言うと、私の手を掴みました。

そのとき、ツーンと鼻を刺激する体臭が私の鼻を突きました。その臭いを嗅ぐともう私はダメでした…。頭がクラクラして、アソコがなんだかムズムズしてきて…。

結局、手を掴まれた私はなんの抵抗もしないで、坂道にいたおじさんと一緒に、また例のトイレに行ってしまったんです…。


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