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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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乗り込んだ優子-5

「うそ…」

そこにはマスターの言葉を肯定するように、嬉しそうに恍惚の表情を浮かべていた女の卑猥な顔があった。

「普段の彼女は会社で命令をする立場だそうです。男の中で頭角を出すのは結構ストレスになるみたいですね。変な話ですが自分の命令が通じないこのプレイが彼女の息抜きになっているみたいです。今度はもう一度あっちの大人しそうな女性を見て下さい」

マスターが主婦風の女の方を指差すと、優子はその指に操られたように視線を転じた。

「あの人は素直なんです。初めはお約束で嫌がる振りをしてましたけど、ほら、ストレートに求めだしたでしょ」

女の服は全てはぎ取られていた。

優子が驚いたのは女が全裸になっていたからじゃなかった。女は嫌がるどころか男たちを催促するように、シートに手をつき足を開いて突き上げた尻を、なめかしく振っていたからだ。

「早く、早く、ああん、早く入れてええ」

「ははは、しょうがないなあ。これじゃあただの合意のセックスじゃないか。痴漢プレイにならないよ」

「ほら、こっちに来て自分で嵌めなさい」

既に下半身を露わにした男が、紙袋から出したタオルケットを床に敷いて寝そべると、腰を振る女に声を掛けて手招きした。

女は男のそそり勃つモノを見ると、嬉しそうな表情を浮かべて男のモノの前に膝まづいた。そして愛おしそうにそれを掴むと、男に跨りながら自分の淫口に導いて腰を下ろした。

ジュボ…

そんな音が聞こえそうなほどの勢いで男のモノを咥えこんだ女は、体をのけ反らせて悦びを現した。

「あああ、いい、いい、あああん」

よがり声を上げて男の上で跳ねる女の前に、次々とそそり勃ったモノが並んだ。女は嬉しそうにそれらを咥えこみ、または両手で扱き、先走り液を順番に口で味わうように堪能していった。

「おおお!締まる締まるう」

騎乗位の下で男が悦びの声を上げた。

「あっ、彼女は最近ピルを飲みだしたそうですよ。中出しOKです」

「それは良いですねえ、外出しやコンドームを嵌めたら女体を蹂躙してる気にならないですからねえ、ううっ、キツイ!」

マスターの情報に、女の下から一段と激しく腰を突きあげて男が悦びを現した。

目を見開いてそのやり取りを見ていた優子に、マスターがまた反対方向を指差した。

「あっ、あっ、や、やめなさい、あっ、あっ、そ、そんなに、突いたらだめええ、ああん」

キャリアウーマン風の女も既に全裸状態だった。立ちバックで後ろからはめられながら、相変わらずその行為を拒絶する言葉を吐いていた。

しかし、言葉の内容とは裏腹に、自分から男に打ちつけるように腰を前後に動かし、その顔は悦びに溢れていたのだった。そして、体の両側から自分の乳首を弄る男たちの股間に手を伸ばすと、イキリ勃ったものを扱き始めた。

「どうです、2人とも楽しんでるでしょう。2人ともあなたと同じで『S』なんですよ」

マスターが自分の事を言ったので、思考が停止していた優子はハッとして現実に戻った。

「『S』ってSMの『S』のこと?わたしはそんなんじゃありません」

どうみても2人はSに見えないし、優子自身もそんな要素は皆無だと思っている。

「ははは、その『S』じゃありません。ランクですよ」

マスターはそう言いながら、優子のスカートの中に手を入れてきた。

優子は吃驚した。その誠実そうな容姿の男がそんなことをするとは思わなかったからだ。

「い、いや…」

優子は体をこわばらせた。


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