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赤塚沙樹と母親の犬 犬と女シリーズNo.2
【獣姦 官能小説】

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赤塚沙樹と母親の犬 第1話-1

赤塚沙樹が16歳の時だった。

沙樹の母親が家を出て行った。母親が家を出た理由、沙樹はその理由を知らない。ある日突然、沙樹の母親は姿を消し、両親は離婚した。

離婚して、まもなく沙樹は父方の祖父母に預けられた。沙樹の父親はひとりでは沙樹を育てられないと、祖父母に沙樹を押し付けたそうだ。

幸い、祖父母は沙樹に優しく、沙樹も祖父母との生活に不満はなかった。冷え切った両親の間で生活するより、祖父母と一緒に生活するほうがよっぽどいいと沙樹は思っていた。

しかし、沙樹がいくらそう思っていても、両親の離婚と離婚後、父親にも母親にも引き取られなかったことは沙樹の心に深い傷を与えるのに十分な出来事だった。

中学時代、明るかった沙樹は高校時代になると、暗い、物静かで目立たない生徒になっていた。

理知的な顔、肩まで伸びた真っ黒な髪、男好みのする豊満なおしりと大きな胸、それでいてウェストはしっかりと引き締まっていた。 顔や身体を見る限り、男が放っておくわけがないはずなのに、沙樹は高校三年間、彼氏がいなかった。それは、沙樹の暗い性格によるところが大きかった。

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沙樹が大学に現役合格を果たすと、沙樹は祖父母の家から出てひとり暮らしをすることになった。

一応、父親や祖父母から仕送りしてもらえる約束をしていたが、いずれ沙樹は仕送りを断るつもりだった。祖父母にも父親にも頼らず、なるだけ早くひとりで生きていけるようになりたいと、沙樹は高校時代から、そう思っていた。

部屋が決まり、沙樹はすぐに祖父母の家を離れて、ひとり暮らしを始めることにした。


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