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淫らな日常〜素人体験告白談〜
【その他 官能小説】

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親友の性癖-4

 それは梨華の一言から始まりました。
 「由伸君ってどういうエッチするのか興味あるなぁ…」
ホロ酔い顔で意味ありげに由伸を見つめました。
 「俺はガツガツ系だよ?なぁ、有里!」
 「な、何言ってるのよ〜!」
いったい何を言い始めるのかと思いました。しかし梨華がさらに言ってきました。
 「ガツガツ系かぁ!じゃあ有里はいつも由伸君に野獣みたいなエッチされてるんだぁ!」
 「し、知らないわよ…」
本当な事だけに否定もできないし肯定もできません。確かに由伸は完全な攻め派だし、完璧Sです。私は正直言ってMです。セックスは殆ど由伸任せです。由伸のされるがままいつもエッチしてます。
 「うちらと逆だね?うちらは私が野獣だからね!アハハ!」
性格的にもそうでしょう。梨華は積極的ですから。
 「俺も攻めたい願望はあるんだけど、ついつい梨華には身を任せたくなっちゃうんだよね!」
体格的にはガッチリしている田所君が守り系だとは意外でした。イメージ的に野獣同士の激しいセックスの方がピンときますから。そしてついに梨華から問題発言が飛び出します。
 「今夜はさぁ、お互いペア変えて寝てみない?エッチするかしないかは別にしてさ!」
何を言い出すのかと思いましたが、田所君の目は私の体を見つめているし、由伸は梨華の脚をたまらなそうに見ていました。私だけが戸惑っているようでした。この時点で3対1で私に勝ち目はありませんでした。
 「どうする?有里?」
 「どうするって…」
きっぱりと断って欲しかった。でもどう見ても心は梨華の提案に傾いているのはわかりました。
 「た、田所君は…?」
まるで救いを求めるように聞きましたが、あの胸を見る視線を考えれば答えなんて分かっていました。
 「俺達4人、凄く仲がいいけど、またさらに仲が良くなると思うし今まで以上に楽しくなれると思うんだよね。」
だよね、絶対そうくるよね…。分かりきった事でした。
 「有里、夏だし思い切った事しようよ!忘れられない夏にしたくない?」
夏だしという言葉は本当に都合のいい言葉です。その言葉に何人の少年少女が胸を膨らませてひと夏の経験を期待する事でしょう。もう反対したって雰囲気悪くなるだけだし時の流れに身を任せる事しかできませんでした。
 「わ、分かったよ…」
OKしてしまいました。このOKが、彼氏に見られながら他の男に抱かれる初めての経験になりました。


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