少女-5
「大人になったら、好きな人とたくさんエッチができるし、好きじゃない人とやらなきゃいけないこともあるかもしれない。だけど、それが大人の常識なんだもん。いつかはあなたも大人になっちゃうんだから、これは誰にも止められないことなの」
それだけ言って、遥香は快感に歪んだ眉間にあきらめを浮かべて、ヴァギナの最深部にまで玩具を押し込んだ。
「はっ、はっ、はう、いい、イク、いっ、イきゅうう……」
全身はハニーローストみたいに甘く焦がされて、肌という肌が汁っぽい。
遥香の吐息にハートマークが点滅すると、萌恵の吐息にも小さなハートマークがあらわれた。
「ああんっ……」
大人が喘ぐ。
「ううん……」
少女はうつむく。
「ダメっ、もう、イクっ……」
逃げ惑う遥香の腰つき。
「ばか、わたしの、エッチ……」
成長を促す愛撫を受ける萌恵。
そうして遥香の意識が果てたあと、心地よいバイブレーションをおぼえた萌恵もとうとう気を失った。