個別指導は恋の味-5
「ハカセくんは可愛いから、わたしのあそこを触らせてあげる」
体育座りの姿勢になって、遥香は膝を抱えた。
そこから少しずつ両脚をひらいていけば、眉毛とおなじくらい薄く生えた体毛があらわれて、その下に奇妙な割れ目ができていた。
あまりにも異様な形状だったので、博士は少しだけ残念な気分になった。
「しわくちゃだね。ここだけお婆ちゃんみたい」
そうは言っても、異性の体への興味はそう簡単には萎えない。
多少リバウンド気味に戻った好奇心は、さっきよりも大きく成長していた。
「ゲーム、持ってるの?」
博士のウエストポーチに視線を移して遥香はたずねた。
「うん」
「だったら、タッチペンを出してみて?」
こんなものをどう使うのかと疑問に思いながらも、博士は携帯型ゲーム機に付属されているタッチペンを取り出した。
「これでいいの?」
「それでいいよ。それじゃあ、お姉さんのあそこをタッチしてみて?」
「ええと、うん。じゃあ、いくよ?」
タッチペンを構える博士の手が、遥香の体の中核に触れるタイミングを見計らって、やさしくタッチした。
「きゃ、うんっ……」
一瞬にして遥香の意識が遠のく。
まさかファーストタッチがクリトリスに的中するとは思っていなかったので、過剰に反応した膣内から蜜が溢れ出して、トロリ、トロリ、と床を汚していった。
「何か出てきた」
博士に指摘されて、しぜんに膣口がジュクジュクと収縮する。
ぬるめのお湯がお腹の中から出ていくようで、恥ずかしくて気持ちいい。
「とっても、うまく、できてるよ、んんん……」
遥香は指でもって器用に陰唇をひらいて、赤ピンク色に染まった地帯の真ん中にある穴をさらした。
そこへ硬いペン先がゆっくり侵入してくる。
「ああ、あっ、あん……」
日常の何もかもがどうでもよくなる瞬間だった。
この行為だけがいつまでもつづけばいいなと、遥香の脳が麻痺していたのだ。
「どこまで入るの?」
「お、奥まで、いちばん、奥に、ちょうだい……」
息を荒げた遥香に遠慮せず、博士はタッチペンをもっと奥へと通していく。