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一二三四そして五
【その他 官能小説】

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スタンド アローン-1

晴之が中学の三年生の時に一大事が起こった。

「クミちゃんそれはなんて言ったらいいか?」父と母と久美子が話をしている。かなり難しい感じであった。
「兵庫って関西じゃないか。」
「ご主人の実家の近くにねぇ?」

「私もなんて言ったらいいか。」久美子が涙ぐんでいる。

一週間後、久美子の旦那が事務所を設立して、関西に引越す事を晴之は知った。

誰もが暗くなった。別れを意識させられた。でも、仕方ない事であり、実際は慶事である。

晴之の両親は送別会を企画した。晴之家族、久美子夫婦、工場で働く人たちで仙台へ温泉旅行に行く事にした。一泊二日の旅行だったが、久美子の旦那は都合がつかなかった。変わりに上の姉の友人と称す男性が参加した。
晴之の脱力感はピークを迎えていた。あれだけ久美子を慕っていたのだから仕方ないが、いつしか久美子が性の対象になっていたのも確かであった。

温泉に入り、宴会、晴之は浴衣姿の久美子を見つめた。姉たちの企画で卓球大会が行われる予定だったが、大半が酔いつぶれてしまった。
晴之の両親もかなり酔って、部屋に入るなり寝てしまった。姉の友人と称す、特別ゲストが姉と何処かに消えてしまい、下の姉も専門学校の友人と待ち合わせ彼女の実家に行ってしまった。
久美子は晴之に花札を誘った。ロビーで二人は花札をした。花札を混ぜる時、手と手がぶつかった。久美子の手は相変わらず白くて柔らかい、札を裏返す時の指の動きが晴之にはやらしく見えた。晴之は混ぜる時にばれないようにわざと表に返す。久美子はすばやく裏返す。指先だけで晴之の胸は高鳴った。
「みんな寝ちゃったね。おねえちゃん温泉にもう一度行ってこようかな。」久美子も退屈だった。
「うん。それがいいよ・・・・。」それ以上話が進まない。やっぱりショックであった。
「ハルちゃん、久しぶりに一緒に入る?」久美子は思い切って聞いた。
「いいの?」
「あれれ、本音だな。でもおねえちゃんも年とったからガッカリするかな?」笑いながら話した。

結局二人で混浴の温泉に入る事になった。
晴之が先に入って偵察をした。誰もいない。しばらくして久美子が入ってきた。
「何年ぶりかな?」すでに久美子は泣いていた。
「おねえちゃん、泣いてる?」晴之は近づいた。
「懐かしいなー。ハルちゃんがまだちぃっちゃくて、おねえちゃんのおっぱいさわったりして、いい子だったよね。」久美子も近づいた。
「こんなに背中大きくなって、立派な大人だね。」晴之は背中にお湯をかけてもらった。
「おねえちゃん大好きだよ。ちょっと悲しい。」晴之も涙をこらえて精一杯の言葉だった。
久美子はゆっくり晴之に向き合い頬に手を当てた。そのまま両足で晴之を挟むようにして抱きついていった。
「おっぱいさわっていいよ。」懐かしい響きでもあった。しかし、晴之は恥ずかしくてさわれなかった。
頬と頬が触れ合う。久美子の股間に晴之の勃起した先が当たっている。今にも入ってしまいそうに。
『さすがに駄目よね。』久美子はそう思い晴之の硬く勃起したものを握って外した。『あれ?もしかして。』久美子は気づく。
「ハルちゃん淵に腰掛けてみて。」久美子の言葉に、立ったままのおちんちんを見せるように晴之は腰掛けた。
「ハルちゃん。これから緊急オペです。おねえちゃんに出来る事はこれが最後です。」そう言って優しくしごき始めた。いや、しごくのではなく、ゆっくりとゆっくりと皮を剥いていったのである。だんだん亀頭が現れ、あと2ミリくらいで完全に剥けるところで晴之は射精してしまった。久美子は優しく包み、しばらくして最後の皮を剥いた。
「よし。ハルちゃんは立派な大人ね。でも、おねえちゃんのぼせちゃった。」久美子は興奮してのぼせていた。

部屋は久美子の旦那が来れなくなった段階で、久美子と晴之、二人の姉が寝る予定だった。しかし、二人の姉達がいなくなってしまい、久美子と晴之の二人となった。
鏡台で化粧水をはたく久美子。すっぴんでもやはり美人であった。
「私も随分だよね。ハルちゃんに沢山エッチなことしたかな?」久美子が自分を私と言った。
「うぅうん、ずっとっずっとおねえちゃんの事好きだったから、これからも好きだし。」真っ直ぐな眼差しで晴之が答える。久美子の気持ちが揺らぎ始めてしまった。
「もう、ホント可愛い子。おねえちゃんの子にしたい。」久美子は力一杯抱きしめた。
「駄目。もう駄目。いいよ。何でもしてあげる。ハルちゃんが望む事何でもしてあげる。」久美子は一線を越える決心をした。すでに久美子が我慢できなくなっていた。
久美子は晴之を布団に誘った。浴衣を脱ぎ、温泉と同じ格好で布団に入った。晴之もパンツ一枚で布団に入った。
我慢できずに久美子は抱きついた。そっと口を寄せ、晴之を誘う。晴之が口をつけると、久美子は舌を絡ませた。大人のキス、積極的な久美子のキスは晴之を興奮させた。それどころか、すでにパンツの中に久美子の手が入ってきている。柔らかい感触が晴之のおちんちんを包む。
「あー。」久美子から声が漏れる。パンツの中で大きくなったおちんちんはさっき皮を剥かれたばかりで過敏に刺激を感じてる。最高の快感である。
「ハルちゃん、おねえちゃんと一つになっていい?」久美子は晴之にまたがった。
「・・」晴之がうなずくと久美子は上手にパンツを脱がせた。髪をかき上げ晴之を見つめる。腰の辺りで右手が優しく硬いおちんちんをしごいた。
「ハルちゃんごめんね。ホント悪いおねえちゃんだね。ホントごめんね。」そう言いながら腰を浮かせると久美子の股間は晴之におちんちんを飲み込んでいった。
「やぁだぁ。やぁだぁ。すごい。」久美子は眉間にしわを寄せ早くも絶頂を迎えようとしていた。ゆっくりと大きく腰が動く、深く飲み込まれた童貞が我慢できるはずがない。奥深くに射精を感じた。


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