投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

大人への階段
【ロリ 官能小説】

大人への階段の最初へ 大人への階段 8 大人への階段 10 大人への階段の最後へ

渡り廊下-2

「田辺クンは勉強できるんだよね。よく100点取ってたし。仲のいい友達も結構いたね。あたしが遊ぼうって誘っても断られちゃうし」
「え?断った?」
僕は驚いてサナを見た。
「そうだよ。あ、覚えてないんだ?2、3回くらい誘ったんだよ。でも、みんな断られた。女の子は女の子同士遊べって」
「そうなの?本当にそんなこと言った?」
「言ったよ。傷ついちゃったな、その時のあたし。まあ、昔の話だけどね」
サナはそう言うと、ちょっと寂しげに笑った。
チラッと窓の外を見るその表情が、小学生とは思えないほど妙に大人びて見えた。
「ごめん、全然覚えてないよ。本当にそんなこと言ったのなら謝る。ごめん」
僕は素直に謝った。
サナは呆気に取られたような表情で僕の顔を見つめていた。

それから膝を抱えていた両腕にしばらく顔を埋めるようにして、また顔を上げた。
何か考えるようにして窓の外を見て、それからまた僕に視線を移した。
「あのさ、田辺クン…。あたしのお願い聞いてくれる?」
「え?あ、うん。何?」
「あたしと遊んでくれる?」
「え?遊ぶ?うん、別にいいけど」
僕がそう答えると、サナは急に居住まいを正して正座になった。
「本当?いいの?」
「うん、いいよ」
サナのあまりにも真剣な表情に僕は戸惑った。
次の瞬間、サナは嬉しそうに微笑んで舌舐めずりをした。
その仕草がまるで獲物を狙う蛇のような感じがして、思わずゾッとして鳥肌が立った。

僕が何か言おうと言葉を選んでいると、20分休み終了5分前を告げるチャイムが鳴った。
「もう時間だね。田辺クン、携帯持ってるよね?」
「うん、あるけど」
僕はポケットから携帯電話を取り出した。
僕の学校は、授業中は電源を切るという条件で、携帯電話を持つことが許されていた。
「赤外線通信できるよね。アドレス交換しよ」
僕とサナは互いに携帯電話を突き付け合い、電話番号とメールアドレスの交換をした。
「じゃあね、田辺クン。また後で」
僕が立ち上がった後で、サナはヒラリと飛ぶようにして軽快に床に降り、そのまま教室へ向かっていった。
彼女の後姿を見送った後、僕も遅れて教室に向かった。


3時間目の国語の授業が始まった。
中島敦の『山月記』を、段落ごとに区切って生徒一人一人順番に音読していた。
僕の席まではだいぶ間があり、おそらく当たらないだろう。

ちょっと安心したのと、さきほどのサナの様子が気になって、何気なく携帯電話をこっそり机の下で開いた。
僕はドキッとした。
サナからメールが来ている。
「放課後で、あの女子トイレに来て」
それだけ書かれていた。
さっき、
「また後で」
と言っていたのは、このことだったようだ。

さらに添付ファイルがいくつかあった。
開いてまたドキッとした。
女の子の裸体やオマンコのアップ画像だった。
顔は写ってないけど、体型や肌の色の具合から、一発でサナだとわかった。
最後に開いたファイルは、さらに衝撃的だった。
ソファに座った大人の男の上にサナと思われる女の子が、いわゆる背面騎乗位の体位で乗っかっていた。
サナの開かれたオマンコに、どす黒い肉棒が根元まで埋められている。
男の両手は小さな胸のふくらみをいやらしそうにまさぐっていた。
その刺激的な画像に、僕の股間はふくれて痛かった。

放課後までの時間はとてつもなく長い時間に感じた。
放課後になるとすぐに、僕はあのトイレに向かった。
女子トイレにサナはいた。
僕を認めたサナは、僕の手を引いて一番奥のトイレに進んで行った。
そこで僕はサナに言われるまま裸になり、初めて彼女の手によって射精した。
こうして僕とサナの付き合いは始まった。


大人への階段の最初へ 大人への階段 8 大人への階段 10 大人への階段の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前