★ONE 抱き締め!★-2
しかしヘタレなオレはその選択肢への未練と甘美な誘惑に、
何を思ったかリベンジを申し出るのであった。
人が残っているかも知れない駐車場までは少し距離があり、
近くに人気はない。
「いや〜、あまりに軽くてビックリしたよ。」
『そう?w』
「うん、でもな〜んか、すーっごくイイ! 」
『アハハ』
そして前に回りこみ、おどけて両手を広げ
「お願い!one抱きしめ Please!」と迫った!
ここでこの困った男に
ヒロカが放った殺し文句が・・・コレだ、1-2-3
『今度!(^o^)』
そしてとびっきりの笑顔で弾むようにすり抜けた(笑)
この『今度!』は犯罪的である。
このとき、好き→笑ってごまかして逃げる
の構図が形成されたように思う。
オレが持つ一般女性のイメージでは・・・、
『そんなつもりじゃないの・・・、ゴメンね』
で、気まずくなる。
終わる覚悟は出来ていた(?)
勝負に出たつもりだった(?)
なのに全然気にしていない様子。なにも無かったかのよう。
単なる好意以上の気持ちを表現したハズ。
だけど今現在嫌われた素振りは見えない。
嫌じゃないってこと? ←ポジティブシンキング(笑)
ヒロカ、
オレはこのとき蟻地獄に片足を落としたんだよ・・・