★専属マッサージ師へ★-2
スポーツマッサージ仕込みでガタイのデカイ先輩に
鍛えられたため、グイグイ強めに揉むのに馴れていた。
母親や姉の肩や背中を揉んだことはあったが、
ヒロカの身体は全く異質だった。
華奢で頼りなく、力を入れると本当に折れてしまいそう。
始めは力加減が全く分からず、
何度も痛くないか聞きながらだった。
ソファ席だったので、深く座ったオレの膝の間に
ヒロカを浅く座らせてのマッサージ。
うなじから微かに立ち上る女の匂いと、
揺れる髪からのシャンプーの香りが脳天を刺激した。
オレは後ろで見えないようにこっそり陶酔していた。