★サークル初参加★-1
サークル当日。車で迎えに行くことにしていたが、
待ち合わせ場所が微妙に分からず電話した。
『やっぱソッチ行ったかw いいよ、そこで待ってて!』
時は夕刻。西の空が赤く染まっているが、
路地はすっかり暗い。
程なく小さな人影がこちらに走ってきた。ヒロカだった。
『はぁ、はぁ、はぁ、空気冷たいね。鼻痛ーい』
「ゴメン、走らせちゃったね!」
『アハハ、まぁ近いし大したことないケドね』
初めて見るお店の外でのヒロカ。
鼻を赤くして息を弾ませている。
スキニージーンズにアイボリーのパーカー。
ラフな格好も可愛い!
走りながらチラチラ助手席を眺める。
確かにあの看板娘のヒロカだが、なんか雰囲気が違う。