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Unbalance Kiss
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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★サークル初参加★-3

『ハイ!』

二度見した。二度目はガン見。
お店でのピンクとは違うナチュラルカラー。
いや、色なしだ。唇本来の色だ。
そしてそれが艶っつやに光っている。

「なにそれ、すごい!」
『グロスリップだよw』

「それイイ! 全体の印象も変わった〜。ヤバイね!」
『そお?じゃー良かったw』

しっかりメイクより一段と魅力的に感じた。
オレのためにひいてくれた感じなのもプラス査定だったが。



初めてのサークル参加。
ヒロカはそのキャラから当然大歓迎された。
シングルの男子達の視線が必要以上に気になったが、
心配した様な状況にはならず、無事楽しく活動を終えた。
オレが絶えず横に張り付いていたのは言うまでもないが。

『楽しかったー。次は○日だったね、楽しみ〜!』
「マジで?じゃ正式加入ね!」

これは嬉しかった。
お店では看板娘であり"みんなのヒロカちゃん"だ。
会話もほぼオープンで、当然立ち入った話など出来ない。
そんな一般席からアイドルステージを望むような状況から、
一変して定期的なプライベート空間が確保されたのだ。

あ、彼氏の存在は蚊帳の外・・・だ。


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