雨の降る夜2-2
「さあ見せてくれ」
島原はハサミで乳首を何度も何度も撫で回す。さおりはいやと首を振ったが声は出なかった。
「おいおい、こんなに立ってしまってあんたいやらしいね」
ハサミで刺激され硬くなった乳首を島原がハサミの刃を閉じたままモグラ叩きのように上からトントンと叩いた。それでも勢いよく乳首は立ってくる。
「反抗的だな。あんたの乳首」
島原は愉快そうだった。そして今度はスウェットのズボンを素早く脱がすと黒いショーツが露わになった。レースのある洒落たデザインだった。
「高かったのか?この下着さ」
そして島原がショーツの両サイドの部分をハサミで切った。
「さてと、これを取ればあなたはすっぽんぽんだな」
島原は気分はハイ状態でさおりのショーツを剥がした。
「お願い、もういいでしょ?」
声の限りさおりは騒いだ。すると島原は
「うるさいなあ」
そう言って剥いだショーツを丸めてさおりの口に無理やり詰め込んだ。
「少し黙ってろよ。うるさいな。本当にチョキチョキしちゃうぞ」
そしてさおりの両手を後に回すと脱がしたズボンで手首を縛った。
この一連の動作を田所は木陰からじっと見ていたが、さおりを助けようとはしなかった。
島原はさおりのアンダーヘアを一本一本ハサミで切り始めた。
「綺麗にしてあげるよ。パイパン好きも世の中にはいるからな」
そしてあっと言う間にさおりの下腹部は広大な原野となった。そのへアのない下腹部を島原は何度も手の平で触った。
「綺麗になったね」
そう言っては触った。そして手の平はワレメの所に降りてきた。
「濡れてるかな?」
そう言って島原が穴に指を入れた。そして出しては入れて出しては入れてを繰り返した。それだけでもさおりは耐え難い苦しみだった。指を抜けば今度は舌でクリトリスを虐めた。
「はぁ はぁ はぁ・・・・・」
さおりが仰け反っている。島原はさらに舌でさおりのすべてを舐めまわした。
「ああ、もうだめよ」
その声を聞いて島原はバックからさおりに挿入した。
「おお、気持ちいい。シマリがいいな。このシマリ方、何年ぶりだ」
島原の腰はだんだん動きが早くなりさおりの息も荒々しくなっていった。島原はさおりの髪の毛を掴んで激しく降った。
「いいぞ。このメスめが」
そして島原はさおりの中で果てた。
さおりはやっと終りかと思った瞬間、島原はハサミでさおりを刺そうと腕を上げた。
「やだ、何するの?」
「死んでもらうよ」
島原は勢いつけて手をあげたとき、バーンと一発の銃弾が島原の手を打ち抜いた。島原はハサミを落とした。田所は島原に襲いかかり取り押さえると逮捕した。
「大丈夫か?」
田所はさおりのそばに行き抱き寄せた。
「よくがんばったな」
さおりは田所の目をじっとみた。
「正彦、聞きたいことあるんだけど」
「何だ?」
「もしかして見てたの?ずっと見てて助けなかったの?」
「そんなバカな。俺は刑事だぞ」
「でも遅かったじゃない?」
「拳銃忘れて署に取りに行ってたから、それでこの時間になったんだ。殺されずに済んでよかったよ」
さおりの田所に対する不信感は消えそうになかった。田所は署に連絡し、捜査員が到着して島原が連行されると、一人雨の街に消えていった。