投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

美しき姦婦たち
【その他 官能小説】

美しき姦婦たちの最初へ 美しき姦婦たち 9 美しき姦婦たち 11 美しき姦婦たちの最後へ

聖なる淫水(3)-2

「ああう!感じる!気持ちいい!」
舐めても舐めてもぬめりはとめどない。若い姿態が快感に悶える。
「彩香、彩香」
「伯父さん、伯父さん。気持ちいいよぉ」
急激に切迫してペニスが喘ぎはじめた。そろそろだ。

 起き上がるや、彩香の脚を押さえて膝を折った。
「彩香、入れるよ。ほんとにいいのか?」
「うん……きて、伯父さん……」
 秘口はべっとりと周辺まで淫液に濡れ、見るからにエロチックでもあり、また愛らしい割れ目がぱっくりと開いて身構える様は健気でもあった。
 花弁に先端をあてがうと重なる襞がめくれる。
「あ、あ、」
彩香の顎が上がった。
 ねじ込むようにのしかかると、
「くうう!」
彩香は息をとめて踏ん張った。

「力を抜いて、彩香」
ふっと彼女の体が弛緩しかけた瞬間、
「彩香、いくよ」
そのまま肉襞を割った。
「いい!痛い!」
止められない。
「彩香」
折り重なって肩を押さえ、ぐんと腰を突き出した。
「痛い、いっ!」
「彩香、すぐだから。我慢して」
夥しいぬめりがあるから挿入に支障はない。だが初めて貫通した膣は狭い。
 根元まで埋めて彩香を掻き抱いた。
「ううう!」
彩香は歯を食いしばっている。もう痛いとは言わなかった。

 抜き差しを開始してほどなく限界がきた。
「ああ、イク……彩香……」
「伯父さん!」
ペニスが痺れて快感が閃光のように拡がって放出が始まった。
「くくっ」
噴出の激しさに彼は何度も煽られた。
「伯父さん!」
ぎゅっと挟まれる熱い圧迫。勢いを失っていくペニスを奮い立たせるごとくまとわりついてくる彩香の淫道。
(この子の中にいるんだ……)
念じると最後の一絞りがほとばしった。
「あう……」

 余韻が続いた。時間にすればわずかなものなのだが、大量の射精の実感が下腹部に満ちたままなかなか消えなかった。頭の中を暗雲が飛ぶように流れていく映像が舞った。
(彩香を犯してしまった……)
 ペニスを引き抜くと白濁の液が追いかけるように流れ出てきた。ティッシュを当てて割れ目を拭うと赤いしるしが滲んだ。

 彩香はまだ息が整わずに目を閉じたり開けたりして坂崎を見上げている。
「初めてだったんだね」
彩香は頷くとようやく口元を弛めた。
 股を開いたまま付け根を摩って、
「ストレッチしたみたい」
あどけない顔で言う。膣口からはなおも精液が流れ出ている。
「お風呂に行こうか」
手を差し伸べると甘える仕草で腕を伸ばした。

 驚いたのは風呂から出た彩香がロールケーキを三切れも平らげたことだ。
「チョーおいしい。こんなの初めて」
その顔はまるで子供であった。
「伯父さんも食べてみたら?お酒ばっかり飲んでないで」
(今の子はこうなのか?……)
ついいましがた処女を喪い、風呂場ではしゃがんだ格好で坂崎に指を入れられて精液を掻き出したばかりなのである。
「痛い?」
シャワーをあてながら訊くと、
「なんか、奥のほうがちょっと。まだ挟まってる感じ」
「痛みは?」
「だいじょうぶ」
そして出てくるとナプキンを当ててパンティを穿き、上半身裸のままケーキを食べ始めたのだった。
 呆れながら、一方でその姿に救われた。もし彼女が深刻な面持ちで顔を伏せていたら、彼は持って行きどころのない不安と恐怖に苛まれて途方に暮れていたにちがいない。

(彩香は俺を望んで受け入れたのだ……)
誘惑したのではない。ましてや強要したのでもない。そして彼女にとってはセックスをすることなど何でもないことなのだ。現に何事もなかったようにケーキを頬張って笑っている。……狡猾で身勝手な解釈が進んでいくと、坂崎はふたたび体の疼きを感じ始めた。

 しかし、この子の中に自分の精液を放ってしまった。
(妊娠だけは避けなければ……)
シャワーで洗浄したもののあまり意味はないだろう。
 そんな懸念を抱えながら欲望は後戻りはしない。
 坂崎は煙草を買ってくると言って外へ出た。スキンを買うためである。彼はもう一度交合を考えていた。
 こんな機会は二度とないかもしれない。彼の思考は頑なに方向が定まったまま左右にも動かず、後退もしなかった。
(彩香なら受け入れてくれる……)
処女を破ったその夜に再度貫く。酷いか。非情か。自問しながら、想いを押しとどめることは出来なかった。昂奮の炎は真っ赤に燃えている。ふと明日は休日だと思い出し、昂ぶりはさらに勢いづいた。


美しき姦婦たちの最初へ 美しき姦婦たち 9 美しき姦婦たち 11 美しき姦婦たちの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前