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今宵、満月の夜に
【その他 官能小説】

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今宵、変化の夜に-3

ルゥの背中が弓なりになり、そのまますぅ・・・っと力が抜ける。
目尻に生理的に出たであろう涙が溜まっていた。
それを優しく唇で啜る。


そっとベットから抜け出し、鞄の中から緑の液体・・・解毒剤を取り出し口に含む。
そのままルゥの口にゆっくりと流し入れた。
こくっ・・・と喉が動いて飲んだのを確認する。

次に目を覚ました時はもう尻尾と耳はないだろう。
ちょっと惜しい気がするけどね。

この日を境にルゥは初めて見るものは最初匂いを嗅ぐようになったのは、この日の名残なんだろうか・・・?

        〜Fin〜


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