Model-9
「あ・・・はぁぁっ・・・」
「くぅぅ・・・・さすが元将軍。身体は鍛えられているだけあって、素晴らしい締め具合です・・・・」
「・・・お、お願い・・・」
「え・・・・?」
「・・・動いて・・・・」
今のセリスにはいつものような毅然たる姿勢はない。
あるのは、夫以上の快楽を与えてくれる男に対する哀願。それは罪悪感という感情すら吹き飛ばしてしまうくらいの力を持っている。
「では失礼して・・・・」
セリスの漏らした“哀願”の言葉を合図に、画家の腰が動き始める。
最初はゆっくりと、そして次第に早く。
―――ズプッ、ジュプッ、ズプッ、ニュプッ・・・・
「アッ!アッ!あっ・・・んんっ!!」
セリスの中の膣壁を擦る肉棒の刺激に、半開きの口から甘い響きの声が漏れる。
画家の方も彼女の声に煽られたのか、繋がっている相手の腰を両手でしっかり押さえる。
より大きく、より深くまでセリスの中に“入る"ために。
―――ズプゥッ、ズプゥツッ・・・・・
「お、お願い・・・・・」
「え・・・?」
「中には・・・中には出さないで・・・・」
「・・・駄目ですよ、セリス様。この後はまたモデルになっていただくのに、外に出したらドレスが汚れてしまいます。
ですから、このまま貴女の中に」
「んはっ・・・ぁあっ!!!」
まるで昨日を思い出させるような2人の会話。
相手代わりて、再びセリスは同じような時間の中にいた。
下半身から伝わって来る快感の波に耐えるかのように、
頬を押し付けているソファをぐっと両手で掴んでいた。
―――そして遂に、画家とセリス両人にとって“限界の時"がやってきた。
「く、ううっっ!!!」
「も、もうダメ・・・・」
互いに呻きと喘ぎを放ち、画家はより深く下腹部をセリスに押し付けブルブルッと身震いする。
同時にセリスの頭の中で何かが弾け、
彼女自身 顎を反らせるようにして意識を手放す。
「ああぁあぁあっっ!!!」
そして膣壁に締め付けられた画家の肉棒も、溜まりにたまった白濁液をまるでマグマのような熱さと共に 勢いよく放出していた。
―――ドクッ、ドクドクッ・・・ドクゥ・・・・