Model-5
「ご覧ください。ずっとセリス様のことを考えていたら、こんな風に・・・・」
(あっ・・・・)
セリスは思わず声を出してしまった。
横たわるセリスの目の前に画家の隆々たる男の象徴が突き出された。
(こんなのって・・・・)
セリスが知るものの中で、1番太くて長いもの。
もっともセリス自身、かつての仲間を含めて“男性の象徴"をじっくり見る機会は殆どなかったが。
青筋の血管が周りに浮き上がり、目で見た状態でもドクドクと脈打っているのが分かる。
その意思を主張するかのように、先端部分はピンと天に向かって反り立っていた。
それ自体が発する熱が傍にいるセリスの頬にも感じる。
自然とセリスの体の奥が熱くなる。
下半身の“薔薇の蜜"がより濃く滲みはじめた。
そして、
―――ヌボゥッ
「んううっ？！！」
セリスのピンク色の唇を押し広げるように、
画家の大きな肉棒がセリスの口の中に前触れなく押し込まれた。
やがて画家の腰が前後に
動き始め、
それに合わせてセリスの口の中で肉の塊が蠢動していく。
―――ジュプッ、ズプッ、ズプッ・・・・・
「・・・んんっ！！んんッ！！ンぅゥッ！！」
夫以上に大きい男の象徴に口腔内を一杯にされ、流石のセリスも息苦しさに思わず呻き声を発した。
自然と肉棒に舌を絡め、その動きにあわせることで負担を逃せるようにしてしまうが、
それが画家にとっては最高の肉棒への愛撫になることを彼女自身は気づいていない。
「口の中も素晴らしいですね」
画家の呻くような声を聞いたせいでもないだろうが、
気づけばセリスは自分の口の中で動く男の象徴に、当初の嫌悪感から一転して愛着すら覚えるようになっていた。
舌を通じて伝わってくる肉棒の生暖かさに、
どこか安堵すら覚えはじめている。