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仄か
【その他 官能小説】

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 視界の隅で、彼女を窺った。

 ミニスカートから露出した太もも。

 ジュースの紙パックから露出したストロー。

 テーブルの上の私物。

 すっかり警戒心の解けた寝姿。

 私のような男に気を許してくれるのは、正直、嬉しい。

 しかし、この状況は、年頃の女の子らしからぬ失態である。

 無防備にもほどがある。

 異性に対する免疫があるのか、ないのか、気づけば彼女の頭は、少しずつこちらに傾きつつあった。


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