デネブの館-26
あれから何度も何度も体を重ねた。
完全に服を脱いで、裸で抱き合い、唇を貪りながら正常位で放出した。
それでもアイは縮んだ俺のものを口に含み大きくして、俺に尻を差し出した。
後ろからその尻を激しく犯すと、アイはえげつない嬌声を上げて大きく達した。
そのままアイはうつ伏せになったまま動かなくなったが、俺はそんなアイに挿入してゆっくりと動き続けた。
アイはやがて唸り声を出し始めたので、動きを早くした。
寝バック。アイは枕を抱きしめながら、それでも俺が突きやすいように尻を少し浮かせている。
遮二無二突いた。やがてアイは泣きだして、泣きながら達した。そしてまた動かなくなった。
俺もそんなアイに放出すると、寄り添うように横たわり襲ってくる睡魔に抗うこと無く眠りについた。
「わたし、一日でこんなにエッチしたのって初めてだわ」
「そうか。でも、アイから誘ってきたんだろう?」
「――だって、したくなったんだもの」
アイは恥ずかしそうに、そう言った。
俺はその顔とアイの白い肌を見て、また彼女を襲いそうになってきたが、耐えた。
ひとつ、どうしても聞きたいことがあったからだ。
「なあ、デネブって占い師、今どこに居るんだ?」
「どうして?」
「何かさ、会っておかないといけないような気がするんだ」
「あなたは、彼女とは関係ないでしょう?」
「あるんだよ、多分。居場所、知ってるんだろう?」
「――知って、いるわ」
「近くに居るのなら、一緒に会いに行こう」
アイは俺の顔を見て、コクリと頷いた。
俺はアイの会ったデネブと、俺の会った魔女が同一人物だと何故か確信していた。
もう一度どうしても会いたかった。
会って、もう一度、彼女に占って欲しいという気がしたのだ。
俺はアイを連れて、その場所へと向かった。