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数学のセンセイ
【教師 官能小説】

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5時間目-1


それから俺はひたすらに勉強した。
弥生ちゃんよりいい大学に入る。
ただそんな風に漠然と志望校にした大学を調べ直し
改めて行きたいと思った。

良い大学には良い教授がいる。
偏差値だけじゃない大学選びをしろ

という姉貴の言葉にほんの少しの先輩を感じて
調べ直してよかった。
行きたいと思う気持ちから頑張りにつながって
模試の結果はずっといい結果が出ている。

弥生ちゃんとは。
付き合ってるとは大声で言えない関係・・・だな。
毎日、おはようとおやすみメールは送る。
お互いに長文になることはない。
これで付き合っていると言ったら
俺には彼女が何人もいることになる。

けど・・・・
好きだって気持ちでメールをしているのは
弥生ちゃんだけだ。

ただ。
弥生ちゃんが今でも俺に対して
そんな気持ちでいてくれるのか自信はない。

あの頃、ほぼ毎日把握していた弥生ちゃんのスケジュールを
今のオレは何も知らない。
飲みに行っているのか、土日は何をしているのか。
ただ、毎日の2通のメールだけが
俺たちをつないでいた。

あとは、毎日あった数学の授業も
年が明けて自由登校になって、さっぱり会わなくなった。

それでも俺は合格に向けてただただ勉強した。







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