投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

朱炎の記憶
【熟女/人妻 官能小説】

朱炎の記憶の最初へ 朱炎の記憶 1 朱炎の記憶 3 朱炎の記憶の最後へ

朱炎の記憶-2

「あたしも、迂闊だったわ。向かいに中学生がいるなんてね。フフ、ここは九割はお年寄りだから、つい無防備になってしまって」

 ハルミは俺に麦茶を出すと、サバサバとした口調でそのように言った。
 ハルミの自慰を盗撮した画像で脅そうと思っていたのだが、彼女は俺に全く怯んだ様子を見せないので、俺は面食らってしまう。
 脅すのは、無論ヤリたいからだ。
 年頃の男にオナニーなんか見せつけている無神経さが許せなかった。
 そう思いながら、俺も何度となくヌいた。
 今時はネットを調べればそんな画像が出てくるものだが、生で見るのはワケが違う。
 ハルミは決まった時間に自慰をしていて、俺はその時間にこっそりと部屋を忍び見た。
 彼女は指でするだけでは飽きたらず、道具まで使って行為に及んでいた。
 スケベすぎる……そんなにヤリたいんなら、俺がやってやる。
 俺はそう思い、ハルミの行為を盗撮したのだ。

「ごめんねぇ? おばさんの変なもの見せちゃってさ、これから気をつけるから許してよ、ね?」

 ハルミは手を合わせて、いたずらっぽく俺に謝る。
 少し険のある眼を申し訳なさそうにつぶって、ぽってりと大きめの真っ赤な唇から、ごめんねという言葉が繰り返された。
 何か計画と違った。ハルミの俺を包み込むような優しさに参ってしまいそうになる。
 しかし、俺は気力を振り絞って、脅す路線を強行した。

「じゃ、じゃあ、あの、ハダカ、見せてくださいよ」
「ハダカぁ? フフ、嫌よ。それに、あたしのハダカはもう見たんでしょう?」
「……近くで、見たいです」
「やぁだ。若者に近くから見られるなんて」
「でも、それなら、この画像は」
「それは、困ったわねぇ。じゃあ、キミがまずハダカになんなさいよ。そうしたら、あたしも服脱いであげる。あたしだけハダカになるなんて、嫌だわ」

 ハルミは余裕たっぷりに言い放つ。
 何故俺がまず裸にならなければならないのか、意味がわからない。
 あまりの予想外の展開に、俺がしばし硬直していると、ハルミがいつの間にか俺の隣に座り込んで言った。


朱炎の記憶の最初へ 朱炎の記憶 1 朱炎の記憶 3 朱炎の記憶の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前