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Betula grossa〜出逢い〜
【ラブコメ 官能小説】

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Betula grossa〜出逢い〜-38

俺は茉莉菜の秘所にあてがってゆっくりと腰を突き出した。しかし俺のモノは滑ってうまく入っていかなかった。何度か繰り返しているうちに、俺のモノの先が茉莉菜の秘抗に潜り込み、俺が一気に腰を突き出すと茉莉菜の中に根元までのみ込まれた。
「痛っ!」
叫び声に近い茉莉菜の声に
「ゴメン....」
俺が慌てて抜こうとすると
「待って!このままでいて!」
茉莉菜が下からしがみついてきた。
「でも....」
「私は大丈夫だから....続けて....」
しかし俺が少し動いただけで
「痛っ!」
茉莉菜が思わず声を漏らした。
「ゴメンね....少しだけこのままでいてくれる?」
「ああ....」
俺は茉莉菜に体重をかけないように両肘で体を支えていた。暫くすると茉莉菜もなれてきたのか
「もういいよ....でもゆっくりとね....」
「うん....」
俺は茉莉菜にキスしながらゆっくりと腰を動かした。
「うっ....」
茉莉菜は声を漏らすと、俺の体に回した手に力を込めて、俺の腰の動きを制限しようとしてか両足を腰に巻きつけてきた。
「茉莉菜!出ちゃう!」
俺は限界が近い事を訴えたが茉莉菜は離れてくれなかった。
「茉莉菜!本当に出ちゃう....茉莉菜!......あっ.......」
俺は呆気なく茉莉菜の中で果ててしまった。
俺のモノの脈動が終わると茉莉菜の体の力が抜けた。俺は茉莉菜の中から抜いて
「ゴメン....中で....」
「いいの....気にしないで....今日は大丈夫な日だから....」
「えっ?」
「私にもそれぐらいわかるわ....ありがとう....純....私の我が儘を聞いてくれて....」
「茉莉菜....」
俺は茉莉菜が愛しくてたまらなくなりキスをした。
「純....」
今度は茉莉菜が下から俺にキスをしてきた。
「純....好き....愛してる.....」
「俺......」
そう言いかけた時、茉莉菜の指が俺の唇の動きを止めた。
「待って....その先は言わないで....」
「えっ?どうして?」
「その先を聞いたら離れたくなくなってしまうから....それよりいいのよ....まだ大きくなったままだよ....」
俺と茉莉菜の体に挟まれた俺のモノがまだ小さくなっていない事に気づいた茉莉菜がそう囁いた。まだ続けたい気持ちがなかったわけではないが茉莉菜の体が心配だったので
「今日はもういいよ!これ以上続けたら茉莉菜を離したくなくなるから....」
俺はキスしてから茉莉菜の横に寝転がった。茉莉菜は俺の胸に頭を預けて
「ゴメンね....また我が儘言って....」
甘えるように言った。
「何言ってるんだ!我が儘なんて思ってないよ!」
俺は茉莉菜の肩を抱いて囁いた。
「私の病気がわかった時....私は五歳まで生きられないって言われたんだって....」
「!!!」
「でも..奇跡が起きて私は今も生きてる....だから私は奇跡の中で生きてるの....そんな奇跡の中で私は純が好きになった....人を好きになってはいけない....私はいつ死んでも不思議じゃないから....ずっとそう思っていた....なのに....純と出逢って....純の事が好きになって....ダメだと何度言い聞かせてもどんどん好きになっていって....」
俺は思わず茉莉菜の肩を抱く手に力を込めた。
「ゴメンね....純のあの先の言葉を聞いてしまったら....奇跡が終わってしまうんじゃないかと思って....」
「茉莉菜....」
「純....もしも私が無事に卒業出来て....その時まだ純の気持ちが変わっていなかったら....その時改めて純の気持ちを聞かせて....」
「わかった....」
俺達は再びキスをした。


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