女子トイレ-1
「ほら、何やってるの?早くチンコ出してよ」
「あ…、うん…」
僕がためらっていると、サナはそう言ってせかしてきた。
サナは全くためらいもせずに、身に付けているものを脱いでそれを窓の縁に置いた。
今、彼女の格好は、靴下と上履きを履いている以外、全くの裸だった。
ショートヘアで日に焼けた活発そうな彼女の体は、ほっそりとしていても女らしく丸みを帯びた体つきになりかけているようだった。
胸は小さく膨らんでいて、乳首と乳輪はきれいなピンク色をしていた。
下半身の恥部の辺りはうっすらと柔らかな陰毛がまばらに生えていた。
ここは僕の通う小学校の女子トイレの一室だった。
僕とカナは二人でこのトイレにこもっている。
ほぼ全裸のカナは洋式便器に座り、僕がズボンとパンツを下ろすのを待っている。
やがて僕のそそり立つ肉棒が彼女の前につき出された。
すでにその肉棒はまるで別の生き物であるかのように、ほぼ直角に真っ直ぐ勃っては、
ビクンビクンと動いて下腹に触れていた。
「ヨシキのチンコ、すっごい元気だね。オマンコ見たらもっと元気になるかな?」
サナは舌舐めずりをして股を開くと、両手でグッとその肉穴を広げてみせた。
舌舐めずりをするのは彼女の癖だ。
その肉穴はやっぱりきれいなピンク色をしていて、濡れて輝いていた。
それを見て僕の肉棒はさらにいっそう興奮して、下腹に付きっぱなしの状態になった。
頬を赤く上気させたサナは、口元に笑みを浮かべながら、直角に勃つ肉棒を握り、上下に動かした。
仮性包茎で完全に皮がむけていない肉棒に一気に快感が走る。
「あ…、あ…!」
僕はすぐに射精してしまった。
しかし、射精と言っても小学6年生でついこの間、精通したばかりの未熟な身体から出た精液は、ほんの少量だった。
その少量の精液は、宙を舞ってサナの膝上に着地した。
「もう出ちゃったね」
そう言ってサナはその精液をそっと指先で拾い上げるように拭うと、人差し指と親指を付けたり離したりした。
指の間の精液が糸を引いているのを彼女はじっと真顔で見ていた。
「いつもちょっとしか出ないね。中学生になったらいっぱい出るようになるかな?」
「あ…、うん…、たぶん…」
射精後の心地よさを味わっていた僕は、自信なさげにそう答えた。
するとサナは僕の顔をみてニコッと笑い、そのまま僕の顔を見つめたまま指に付いた精液をペロッと舐めた。
「だめだよ、汚いよ。そんなの舐めちゃ…」
僕がそう言うと、彼女はいつものようにちょっとムッとしたような顔をして反論した。
「汚くなんかないよ。赤ちゃんができる素だよ?栄養いっぱいあるんだから」
彼女はいつもそう言うけど、僕にとってペニスの先から出る精液は、オシッコと同じように排泄物の一種のようにしか思えなかった。
「まだ出るかな?」
サナはそう言って、僕の金玉を人差し指でそっとつついた。
うっと、僕は思わず呻いた。
僕を見上げてクスッと笑うと、彼女は握ったままだった右手を再び上下に動かした。
今度はすぐに出なかった。
僕はとろけるような意識の中で彼女の裸体を眺め、彼女の右手が作り出す快楽に身を任せていた。
「ヨシキ、触ってもいいんだよ?」
僕の様子をうかがうように見ていたサナは、手を一瞬休めてそう言った。
僕は右手を伸ばして彼女のピンク色の乳首に触れた。
「あっ…!」
彼女の身体は跳ねるようにビクンと動いた。
いきなり乳首に触るのはまずかったかと思い、乳首のまわりの小さな膨らみに指を這わせた。
彼女はまたビクンと身体を動かしたけど、それからはジッとして動かなかった。
目をつむったまま、僕の手の動きを堪能しているようだった。
やがて彼女は開いた股の秘部に手をもっていき、指でそこを刺激し始めた。
「あ…、あっ…!」
小学生とは思えない、艶めかしい声を出した。
「サナちゃん、気持ちいいの?」
あまりに彼女が気持ち良さそうなので、僕は思わずそう訊いた。
「うん…。クリトリスがすっごくヌルヌルして気持ちいいの」
チュクチュクと水っぽい音がしてそれがとてもいやらしい感じだった。
「ん…、んんっ!」
サナは指を肉穴に入れたようだった。
呼吸が段々荒くなり、その吐息が僕の方までかかってくる。
サナはすでに処女ではないらしかった。
当然、処女ならこんないやらしいことを平気でするわけはないだろうけど。
サナはその膣穴でも十分に感じているようだった。
「そんなに気持ちいんだ?」
僕は訊いた。
「うん、すっごい気持ちいい。これ入れたらもっと気持ちいいかも」
サナは休んでいた右手を動かす。
僕はサナが何を言おうとしているのか分かり、わざと目線をそらした。
彼女はわざとらしく残念そうに言った。
「本当に真面目なんだよね、ヨシキは。その真面目なところがヨシキのいい所なんだけど」
サナはゆっくりと手を動かし、仮性包茎だった僕の肉棒の皮を完全にむいた状態にした。
「カス付いてる。ちゃんとむいて洗わなきゃだめだよ」
そう言って、カリのすぐ下についていたカスをうまく爪を使ってとると、ピンとそれを指で弾き飛ばした。
カスを取る時に爪が少しカリに当たり、僕は思わず腰を引っ込めた。
「やだ、すごい敏感」
何が嫌なのかよくわからなかったけど、彼女はそう言っておかしそうに笑った。