里美 第7話-12
「ここもうるさいね、もうちょっと静かなとこ行こうか」
里美はそう言うと、太一を誘って階段へと向かった。
みんなエレベーターやエスカレーターなどを使うから、階段はひっそりと静かだった。
そこにも踊り場に腰を下ろせる様にベンチが置いてある場所がある。
「静かだねぇ。。落ち着く。騒がしいのはほんと苦手になっちゃった」
笑いながら言う里美に、僕もと言う様に太一もうなずき返した。
里美は床に置いた荷物を探る様に、前かがみになった。
自然と太一の目は胸元に行く。
太一の視線の先に、里美の白い乳房が浮かび上がる。
それもノーブラの乳房が。
太一の喉がごくりと鳴る音が、静かな階段の踊り場にこだまする。
すると里美が立ち上がり、太一の前に向かい合って立った。
「内緒だよ」
そういうと里美は、大きく開いた肩口からニットのワンピを滑らせた。
太一の目の前に、里美の乳房が現れた。
公共の場で、誰が通るかもわからない階段の踊り場で、里美は肌を晒している事で興奮と快感の深い波が交互に自分を襲って来る。
里美が乳房を持ち上げ、乳首をつまんでコリコリと揉んだ。
「あたしの身体、好き?...」
太一は蛇に睨まれた蛙の様に、ただただ見つめてうなずくだけだった。
前かがみにしゃがんだ里美が、買い物袋から何かを取り出した。
それは長く太く立派に育ったズッキーニだった。
左手にそれを持つと、右手をワンピの裾から潜り込ませ股間を弄ぶ。
誘う様な目で太一を見つめながら、ズッキーニを舐め回す。
「あたし変?おかしい?こんなことするあたし嫌い?」
立て続けの問いかけに、太一は子犬の様に首を振る。
その太一の左側に、里美は右足をかけた。
ズッキーニを裾から潜り込ませると、静かに女陰の入り口にあてた。
「んっ……」
里美の顔は紅潮し、目は快感でとろんと宙を彷徨っている。
左手を差し出すと、その手を太一がんだ。
太一の手をワンピの裾の奥へと導いて、ズッキーニを掴ませた。
「うんっ…あっ、あっ、あっ…」
太一の右手に手を添えて、静かにゆっくりと上下させる。
「上手よ、たいちゃん。。。」
里美が手を離しても、太一はそれを動かし続ける。
「はっ、はっ、はっ…あぁぁぁぁぁあああ」
堪えきれなくなって、ワンピの裾を持ち上げ、太一の目の前に下半身も晒した。
「見て、ねぇっ。。。あたしの裸見て…」
里美は場所を忘れて、ワンピを上に脱ぎ捨て全裸になった。
「たいちゃん、それを入れて。。。」
壁に両手をつき右足をベンチに乗せて、尻を太一に向けた。
ちょっと薄暗い踊り場に、里美の白い尻が浮かび上がり、アナルと女陰がはっきりと曝け出されている。
太一は女陰を右手でさぐりながら、ズッキーニの先端を膣口に押し当てゆっくりと沈み込ませる。
「あぁぁぁあああああああ、入ってきた。ねぇ…たいちゃん気持ちいい。。。あぁぁぁ…」
尻を振りながら、悶えまくる里美を、太一は興奮して真っ赤になっている顔で懸命に奉仕している。
何度イったことだろう。
里美は貪欲ともいえる性欲を制御できず、思うままに愉しんだ。
やっと里美の様子が落ち着いたときには、二人ともぐったりと疲れていた。
里美は壁を背にしゃがみ込み、太一もベンチに座ってあられもない里美の姿をぼんやりと見ていた。