男友達と素顔の私-8
「ぐすっ あ、あのね大樹？」
「うっせぇ！もう喋んなっ」
「ううん、聞いて？大樹のコレね…… すごく気持ちいいよ？」
「ばっ なに言ってんだこんな時にっ」
「すっごい奥まで当たってて…… こうしてるだけでもイっちゃいそうなくらい……気持ちいいの」
そう言うと私はそっと大樹に唇を重ねた。
もともと喋るのは苦手だ。
要領を得ないというか、まわりくどいというか。
ましてやこんな最中にこんな恥ずかしいことを口にするなんて、
当然ながらいままで誰にも言ったことなどなかった。
ゆっくりと流し込む私の舌を、大樹の舌が巻き付くようにいやらしく絡めとる。
言葉なんていらないとばかりに激しく蠢くその動きは、
すでに私の身体を駆け巡る得も知れぬ快楽をいっそう加速させていく。
「ごめん大樹っ んっ もうだめかもっ 無理っ い、イってもいい？」
「イクっておまえ…… まだ動かしてもないのに……」
「だ、だから言ってるじゃないっ こうしてるだけでも奥に当たって…… はあぁっ だめイクっ！」
その瞬間、私の身体はまるで頭の天辺から電気を走らせたかのように、
驚くほどの速さで絶頂を迎えていった。
ブルブルと腰を震わせながら、大樹の身体をきつく抱き締める私。
膣内が恥ずかしいくらい痙攣しているのがわかる。
「すげぇ締まってる……」
「んっ だって…… あぁっ だ、だめぇ まだ動かしちゃ はぁっ……」
私の身体をベッドに倒すと、
耐えきれぬ様子でゆっくりと腰を動かしはじめる大樹。
腰が引かれるたび膣壁が擦られ、
押し込まれると子宮の入り口が開きそうなくらい先端が奥へと当たる。
「すごいっ すごいよ大樹っ あぁっ」
「大丈夫か？痛かったらすぐに言ってくれよ？」
「ぜ、全然平気だよっ んっ お願いだからっ や、やめないで…… あぁっ」
大きく両足を拡げたまま、根元までしっかりと大樹のそれを受け入れる私。
痛みなんて全然感じ無い。
むしろ気持ちがよすぎて気が変になりそうなくらいだ。