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男友達と素顔の私
【ラブコメ 官能小説】

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男友達と素顔の私-7

「お、おいっ ゴムは?」

「いいよ生で…… このままが……いい……のっ」

ゆっくりと腰を落としながら、大樹の陰茎を身体の中へと沈めていく私。
長さばかりに目がいってたけれど、太さだって充分に人並み以上。
茎の半分くらいまで来たところで、私は思わず腰の動きを止めてしまった。

「……無理しなくていいぞ?わかってるって言うか……こういうの慣れてるからさ」

そう言ってはまた悲しそうな顔で笑う大樹。
違う!そんな顔をさせるために、私は大樹と身体を重ねたいと思ったんじゃない。

「ばかっ!私を他の女と一緒にしないでよっ」

「ほ、他の女とって…… あ、おいっ」

そう言って私はゆっくりとまた腰を下ろしはじめた。
心配そうな目で私を見つめる大樹。
わかってるわよ!あんたの心配していることくらい……

「んんっ はぁっ…… すごいっ お、奥まで当たってる……」

私のおしりがペタリと大樹の身体にくっついた。
同時に、目を疑うような大樹の顔をみて思わず笑ってしまった。

いまさらだけど大樹と私はひとより随分と恵まれた体型をしている。
大樹はたしか186センチ、私は女でありながら175センチとかなり規格外だ。
その身長がゆえか、大樹の好みはいつも小柄で、
おそらくその規格外のサイズが災いして、随分と苦労もしてきたのだろう。

「夏織…… おまえ、痛くないのか?」

心配そうな顔で私を見つめる大樹。
そりゃそうだろう。
こんな規格外のサイズじゃきっと今までの彼女は痛がって、
満足に行為が進まなかったことくらい容易に想像出来る。

「……あのね大樹?私が振られた理由って言ってなかったよね?」

突然の私の言葉に困惑する大樹。
けれど私は、まるで懺悔でもするかのように、
大樹の目を見ながらゆっくりと言葉を紡いでいった。

「私ね?こんな体型だから当たり前なんだけど……全体的に色々大きいわけよ」

「あ、ああ……」

「手の平もそうだし、足の大きさも……あ、あと胸もね!バインバインに大きいの!」

「……えと、笑うところだよな? いてっ」

「だからねっ その…… な、なかも随分と深いらしくてさ……」

「……おいっ」

「みんな…… ぐすっ 私としても全然気持ち良くないって……」

「やめろっ ばかっ!」

「ご、ごめんっ あれ…… なんで私泣いてるんだろ……」

思わず身体を起こし上げては、私をきつく抱き締める大樹。
こんなつもりで言ったわけじゃなかったのに、
元彼しかり過去を思い出したら、勝手に涙が溢れてしまっていた。


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