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命令チップzero
【SF 官能小説】

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完璧な人間-1

次の日も楠木を導いて教授室で抱いた。
女性誌専属モデルなだけあって、あまりにも美人すぎる
まるで別の人種かと思うぐらい綺麗だ。
こんな美人としたら、一般人とは出来ないかもしれないと、贅沢な悩みを抱いた。
とは言え、楠木の中は別格かというと、そうでは無く石田と大差ないと思う。
楠木の中をかきまわしながらカメラを手に取り、喜んでHしている楠木を写した。
「あとで役に立つかもしれないね」
売れる前にサインをもらうかの様に楠木のあられのない姿をデジカメにおさめていく。

一度お腹に出してから再度挿入して楠木のカバンを引き寄せ、手帳を取り開いて、
「さぁ〜って 楠木で遊べる日はどこかなぁ〜」
手帳には沢山の色ペンで、びっしり書かれていて、一日として空いてる日がない。
「なんだこれは、全然暇無しじゃないか」
愕然として彼女の顔を見れば、嬉しそうに笑っているので、楠木を抱き寄せて顔を近づけると、
「お前が売れれば、写真の価値は上がるし、売れなければ私の所有物にしてやるからな」
楽しみにしてた楠木DAYが無くなってちょっと大人気無かったかも。
楠木は命令通り悲しそうな顔をした。
「まぁ 世の中そんなに上手く行くわけ無いよな」無理やり納得するしかない
楠木の携帯を開き、中にある写メはブログ用なのか、同じモデル仲間との写真が沢山あった。
「どの娘も美人だね、あれ、この娘はCMにも出ている人じゃないか、友達なのかなぁ」
楠木に見せながら、
「お前を使ってモデル仲間全員にウィルス付けたいなぁ、いいかな?」
楠木は私の意見に賛成するように微笑んでいた。

「やっぱり笑顔だけじゃなく、喋らせたいな」
接触して操る場合は簡単にしゃべるけど、思念波ではどうすればいいのか?
一語一語、文字毎に送信するわけにいかないし、単語登録するなんて膨大な量になる。
実験しかない、
石田のように自宅で研究する必要があるけど、暇の無い楠木では無理な話だ。
とは言え、ウィルスをつけたのは楠木だけではない。
味見してみたい娘に楠木と同じように仕込んだのだ。
早速、彼女たちを操って暇そうな娘を見つけた。

その娘を操って電車に乗り私のマンションに向かい、本人にカギ持たせて私の部屋に入れた。
とてもスムーズだ。
美人ではなく可愛いタイプの娘だ。
彼女を椅子に座らせて徹夜で実験した。
あまりに没頭していたので、なんとHな事は無しで完成させてしまった。
要は喋りたいスイッチをONにすれば、私の考えている事を喋ってくれるのだ。
データを入力してスイッチ化させる。
朝日がさす部屋で、裸で私のを舐めている頭を抑えて口の中に出した。
……あれ? ちょっとはHなことしたかもしれない。

では、スイッチをON。
「教授の美味しいくて好きよ、早く、これ入れてほしい、ご褒美ちょうだい」
顔に似合う可愛い声で無邪気におねだりする、感情と合わせると想像以上にいい。
「あれ、名前なんだっけ? まぁいいか」
外人のように喘ぐ彼女の中に褒美を出して、風呂場で洗ってあげた。
「楠木に何喋らせるの?」と腕の中で彼女が聞く。
「まだ決めてない」
彼女と大学に行き、操った場所に立たせて解除した。
何も気づかず普通にあるく彼女は、そこにいた友達と会話している。
彼女が一日ずれている事に気づくのはまだ後のことだ。

教授室に楠木が紺のロング丈のジャケットと白いミニスカートのマリンスタイルの格好で立っていた。
目の前には三脚でビデオがセットして、赤いRECボタンを押す。
「こんにちは、楠木澪です。 芸名はみおといいます」顔をアップで写して画面を引いて全身が写るようにした。
「実家の住所は、東京都……」免許証を画面に写る様に笑顔でみせる。
携帯の番号やメアド、クレジットカードなど財布から出して説明させた。
「……です。みおの全てをここに記録しますので、私を言いなりにする材料にして下さいね」
楠木は上着を脱いで「これから、裸になります」
真面目な顔で青と白のストライプのシャツやミニスカートを脱いで、下着姿になり、躊躇なく全裸になった。
完璧な肢体だが小さく剃った陰毛だけ変だ。
「えっと乳首はモデル仲間では一番ピンク色だと思います」本当かどうかは分からない。
楠木は喋りながら椅子に座り、性器を広げて説明しだした。
内視鏡で中を写し、顔が写ったらカメラに微笑んでピースする。
本人が喋って説明しているので、このビデオを見た人は疑いようないだろう。
最後に自慰行為して派手にいく。

ビデオを止めると拍手しながら「楠木、完璧だよ」と抱きつく。
映画を撮り終えた女優のように喜ぶ楠木は、
「ありがとう教授のおかげだよ、綺麗に撮れてたかな?」
「うん、尻のシワも数えられるほど完璧にね」
「うれしい、有名になったら、これで脅してほしいな」
「当たり前じゃないか、でも、すでに穴奴隷だけどね」
「ふふ、そうでした」てへへ、おどける二人。
クールな楠木には似合わないけど、ほんと楽しかった。

私は完璧に人を操れる。

それからは毎日Hしていたが、とうとう有名になり、ドラマにも出るようになると、忙しくて大学に来なくなった。
とはいえ、美人は沢山いるので性処理には困らない。
彼女らを使い、飽くなき追求心をもって改良し便利にしていく。
そして、リモコンに頼らずに心にスイッチを作るのだ。
次の課題は、相手の五感を逆送信出来る様にすること。
機械を小型で相手の体内に入るチップはその後の研究で作られるようになる。

最後に、石田が山荘に監禁されていたニュースをやっていた。
「助かって良かったね」



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