集結エロス7-14
「確かにそんな時代もあった、しかし現役を離れて時間が立っている昔とった杵柄が今さら通用するとは思えん」
「私はそうは思いません例え現役を離れても体は覚えているはず、その眠っている力、エロス力なら100%引き出せます!さぁ審判の時間ですこの申し出を受け入れエロス7と成かそれとも断るか、二つに一つ覚悟の決まった物からこのイニシャル入りのエロスリングをお取りください」
神城はそう言ってアタッシュケースに納められている光り輝く七色のブレスレットを披露する。
「わぁースゲーキラキラ私・・・成る!エロ7に成る!」
「エロ7じゃなくてエロス7ですが、それではイニシャルの入ったブレスをお取りください」
エロス7に成る事を決意した日村に神城はイニシャルの入ったブレスレットを進める。
「私はYKだから白いブレスレットか?赤が良いな赤じゃダメ?」
「エロスリングは決められた物しか装着出来ません、嘘だと思うなら好きな色を嵌めてみて下さい」
「分かった!だったら赤が嵌まれば私のだからね!あれっ?おかしいな?嵌まらない」
日村が無理やり赤のブレスレットを嵌めようとするが、神城の言った通り嵌める事が出来ない
「もうっだったら白で!あっ?嵌まった?ピッタリぃ」
試しに白いブレスレットを嵌めてみると日村の右腕にカチャと嵌まる。
「しゃないどうせやらなーアカンのやったらもうっやけやぁウチは緑か」
「仕方あるまい」
「芸の肥やしには成か?」
日村に続き木口が緑色を月山が黄色を火川が赤のブレスレットをそれぞれ装着する。
「仕方がないか」
「それだけ危険を伴う任務なのだから報酬はそれだけの色をつけるのだろうな」
水野が青いブレスレットを金田は金色のブレスレットを取り報酬の事を切り出す。
「大丈夫、満足すると思いますよ」
「それなら私も依存は無い」
「これで6人、優さんはどうしますか?」
土井以外の6人がブレスレットを装着し神城は最後の1人、土井に決断を迫る。
「逆らうのは得策では無い長いものには巻かれろと言うしな良いだろう乗り掛かった船だ!引き受けてやる」
最後に土井が桃色のブレスレットを装着しここにエロス7が集結する。