最終話(???)-1
6月14日金曜日。
あれから一ヶ月以上が経過したその日、僕が帰宅すると玄関で看護婦さんが待ち構えていた。何を隠そう香澄さんである。
純白のナース服に身を包んだ彼女は、僕から鞄を取り上げ、
「お持ちします。ご主人様」
と言った。
「香澄さん、それじゃあメイドですよ」
「そうだったな」
「で、なんでそんな恰好しているんですか?というかどこから持ってきたんです?」
「初任給が出たのでな。ネットショップで買ってみたのだ」
「はぁ、そうなんですか…」
この一ヶ月間、生殺しという名の拷問を受けたのであまり期待はしていなかった。
ともかく部屋に到着。
「触診してやるからそこに座れ」
言われたとおりベッドの上に座ると、無造作にズボンを下ろされた。
「どれどれ」
萎んでいたムスコは、手で撫でられただけでみるみるうちに元気になる。
「腫れてしまったな…ふふ、こうなっては治療するしかない」
香澄さんは嬉しそうに舌をムスコに這わせる。
「れろれろ、れろ…ますます腫れてきた…」
「そ、そりゃそうでしょう…」
舌だけでなく、手も使って反り返ったムスコを扱きにかかる香澄さん。
「れろ、んちゅ…れろれろ、どうだ、竜…れろれろ…気持ちいいだろう?れろれろ…れろれろ…」
「あふっ…はいっ…気持ちいい、ですっ…」
「ふふ、れろ、んちゅ…えっちな患者さんだ…れろれろ」
どうやら看護婦と患者という設定らしい。
「看護婦さんっ…もっとっ…」
「れろ、んちゅ、れろれろ…ふふ、射精しないといけないな」
「は、はいっ…看護婦さんのおマンコに、出したいですっ…」
僕がそう言うと香澄さんは愛撫を止めてしまった。
「ふふ、喜べ。竜の願いはようやく叶う」
どっかで聞いたことあるセリフを言われた。
「そ、それってどういう…?」
「今日は中出しを許してやる…ふふ、嬉しいだろう?」
「はい。でも、結婚するまでは禁止だったんじゃ…?」
「私が我慢できなくなった。竜のおちんちん、欲しいんだ…」
「ゴムを着けてするという選択肢もありますが」
「生でハメてほしいんだ…言わせるな…」
彼女にここまで言われて黙ってられるかぁぁぁ!