第三話(行為あり/本番あり)-4
「ほら、自分でパンツを脱げ」
そこは脱がしてくれないのね。
仕方なしに自分でトランクスを膝の上あたりまで下ろす。
そしてすぐに香澄さんの手が僕のムスコを包み込んできた。
「こんなところでおちんちん露出して、君は変態だな」
そ、それを言いたくてわざわざ僕に脱がさせたのか!?
「一週間、我慢できたみたいだな」
ムスコの大きさでそれを確認し、手を上下に動かして扱いてくる。
「くっ、ふっ…」
一週間ぶりに味わう性的快楽に、すぐに射精感がこみあげてきた。
このままでは、いけない…。
「んやっ!?」
ミニスカの中に右手を突っ込むと、不意をつかれて香澄さんがいやらしい声をあげた。
「こ、こらっ…」
布越しとはいえ、初めて触れる香澄さんのおマンコ。
すごく濡れてるけど、興奮してるのかな…。
「ぐちょぐちょですね」
「言うな、馬鹿っ…」
顔を近付け、互いの敏感な部分を手で刺激しあう。
僕が直接されているのに対し、香澄さんは直接じゃないっていうのは理不尽じゃないか。
「香澄さん、直接触りたいです…」
「ここじゃ、やだぁっ…」
聞いたことのない甘い声。
すごく、エロいです。
「誘ってきたのは香澄さんじゃないですか。ズルいですよ」
「だって、君が、してくるなんて…」
反撃されることを考えていなかったのか。間抜けですね。
「手、止まってますよ」
僕が触ってから香澄さんは手の動きを止めていた。
いつもガンガン攻め(責め)てくるのに、自分が攻められるのには弱いんだろうか。
「君は、私にされて、いれば、いいんだぁっ…」
なんとかといった様子でムスコの扱きを再開する香澄さん。
「でもこんなに濡らして…香澄さんだって気持ちよくなりたいんですよね?」
「それはっ…そう、だけどぉっ…」
香澄さんは素直に答えてくれた。
「ここじゃ、イヤなんだぁっ…」
自分からしてきたくせになんて我が侭なんだろうか。でも好き。
「場所、変えますか」
ミニスカの中から手を引っこ抜く。
「はぁ、はぁ…でも竜の、大きいままだぞ…」
「しばらくは治まりそうにないです…」