俺だけの晴菜-10
あんなに、晴菜を抱くことを躊躇していたのが嘘のように。
高校生らしい恋愛をしろと思っていたのが嘘のように。
俺は意地悪なねちっこい言葉と指で晴菜を翻弄し始めた。
「ここ。どーなってるか見せてよ」
「え・・・じゅん。ダメ」
「だめじゃねーよ。晴菜の見たい」
「ダメだよ。だめ。見ちゃダメ」
「なぁ。好きな女の、見たいんだけど?」
パジャマを掴んでいた手が一瞬緩んだ隙に
下着まで一気に脱がせた。
そして足を開かせる。
足の付け根を丁寧に舐めるとじれったそうにモジモジしてきた。
「どうした?」
肝心な部分に触れない俺にどうして欲しいということもできず
俺の髪を握っている。
「言わないとしてあげないよ?さっきも言っただろ?」
「・・・・」
バージンには無理か?
「触って・・・欲しいの」
恥ずかしそうに言う晴菜に俺の方がやられた。
その言葉が言い終わらないうちに
俺の手が晴菜の中に入っていた。
グチュグチュと音がする指の動きに
恥ずかしそうにしていた晴菜に余裕がなくなり
次第に声も荒くなっていった。
「ふぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁんっっ。はぁっっ。ぁ・・ぁ・・ぁ・・」
すげ。俺も晴菜の声に反応してる。