隼人【3】〜8月21日(水)〜-6
ツツーリアさんはオナニーしていたほうの手を止めた。
え?もしかしてイッたの?俺もまだなのに?これは酷い……。
「やっ、ぁ…下着が、汚れてしまいましたわ…」
彼女は達した余韻に浸りつつも手コキを止める様子はない。
「ツツーリアさん、ズルいなぁ……」
「だ、だって、こんなこと…したの、初めて、ですから…」
「興奮しちゃったんだ?」
「は、はい…」
ヤヴァイよエロ可愛いよ。
イジメたくなっちゃうよね。
「ドイツ語で『精液』ってなんて言うの?」
「っ〜!ざ、ザーメン…」
顔を赤くし、手は動かしたまま恥ずかしそうに顔を逸らされる。
「は、早く…出して、ください…」
一刻も早く羞恥から逃れようとそう言い、手の動きを早めるツツーリアさん。
「くっ、うっ……」
「はぁ、はぁ……」
ツツーリアさんは再び空いている手を下腹部へ持っていき、オナニーを始める。
どんだけ弄るの好きなのこの人。
そういえばドイツ語で女性器はなんというのだろう。
「オナってるとこ悪いんだけど、女性器ってドイツ語でなんて言うの?」
「ん、ぅ…しゃ、シャイデ…」
「ふーん」
聞きなれない言葉なので興奮できなかった。
「ツツーリアさんの右手がシコシコしているものは?」
「はぁ、はぁんっ…ぺ、ペニ、ス、うんんっ!?」
おいおいまさかまたですか。
手コキされてる俺はまだイッてないのに、手コキしているツツーリアさんが自分のを弄って二回もイクとか拷問だよねこれ。
イク瞬間のツツーリアさんがエロいから許せるけど。
「ツツーリアさんはよくオナニーするの?」
「はぁ、はぁ…ん…は、半年に、一回ほど…」
「へー。実際は?」
「しゅ、週に二、三回…」
「えっちなんだね」
「っ〜!お、お嫌いにならないでください…なんでもしますから…」
それぐらいで嫌いになるわけがないというか、むしろえっちな女の子は好きです。
だが『なんでもする』と言われたらさせちゃくなってしまうのがユグドラシル、いや男ってもんだ。
「パイズリしてほしいな」
「ハヤト様、大きい胸がお好きなんですか?」
「むっちゃ好きです」