第十一話〜告白〜-1
「すごぉい…」
その夜、俺たちは一緒にお風呂に入っていた。
「昼間あんなに出したのに、もうこんなに…回復が早いんだね」
「勇者だからな」
勇者はターン毎に回復するんです。某ゲームでは。
「弘樹が勇者なら、私はなにかな?」
「んー…賢者さん?」
よくエロ同人誌でネタにされてるからな。
「えー。攻めるのが好きだから、魔術師じゃないの?」
よく言うよ。
本人にはあえて言わないけど、愛理は絶対にMだね。顔に精液かけられて喜んでたし。
「弘樹のおちんちん、ペロペロするね」
「おう…?」
そういえばいつからか淫語を発するようになったな。
「ん…れろ」
愛理は初っぱなから裏筋を刺激してくる。
「れろれろ、んちゅ…弘樹、がまんしたらダメだよ…れろ」
「ま、また早漏って言われちゃ、敵わないからな…んはぁっ…!」
「んちゅ、でも、れろ…あんまり長く入ってたら、れろ、んちゅ…怪しまれるよ?れろ…」
「怪しまれるも、なにもっ…もう、バレてるだろうけどなっ…」
お風呂に入る時も親に見つらからないように注意したが、恐らく感付かれているだろうし、そうなるとお風呂でエッチをしているというのも予想されていることだろう。
「れろ…ガマン汁すごい…れろ」
「はぁ、はぁ…」
「十分堪えたら、私の体を好きにしてもいいよ」
「ほ、本当だな…?」
「うん」
ふたりしてお風呂場にある置き時計に目をやり、時間を確認した。
「ちなみに堪えられなかった場合は?」
「考えとく…んちゅ」
時間稼ぎをしようと思ったのだが失敗に終わり、亀頭にキスをされて射精してしまいそうになった。
「やっぱりこっち?れろ…」
再び裏筋を攻めてくる愛理。
「れろれろ…んちゅ、れろ…」
愛理は裏筋を舐めたまま上目遣いをしてきた。
やばいこれは興奮する!
「れろ、んちゅ…中々やるね…」
「はぁ、はは…」
なんとかって感じではあるが、二分堪えることができた。
残りは八分。
「こうなったら奥義を使うしかないようね」
「お、奥義?」
こんなときにも中二病か?
などと思ったのもつかの間、愛理は自らのおっぱい、というより乳首をチンコに擦ってきた。