第九話〜気持ち〜-4
とうとう堪えきれずに射精してしまい、愛理のおっぱいから顔にかけてを精液で汚してしまった。
「ちょっと、口に入っちゃった…」
「ご、ごめん…」
「んくっ…うっ、苦い…」
口の中に入った精液を呑み込み、そう感想をもらす愛理。
「弘樹は、ごっくんして欲しい人…?」
「えっと…まぁ」
愛理が俺の精液をごっくん…興奮する。
「そっか…恋人になったら、考えてあげなくもないかな…」
「………」
恋人、か…。
こんな関係を続けてていいのだろうか。
今の俺たちの関係は恋人でなければ、ただの友達でもない。
これではセフレだ。いや、最後までしてないからセフレという言い方は違うのかもしれないけど。
「じー…」
などと考えている俺に、擬音付きで何かを訴えてくる愛理。
「ど、どうした?」
「さっき、焦らされたままなんですけど…」
あ、そういえば愛理がイク寸前で耳ハム(耳たぶをはむはむすること)をやめたんだっけ。
それはさぞや消化不良だろうな。
モニターを見ると、ヒロインが主人公のぶっといチンコ(あれは人間のものなのか?)を受け入れているCG。
ちなみに愛理の強い要望で音声はオフにしている。
なのでテキストが次々と表示されていくだけで、少々エロさに欠ける。
まぁ、目の前にいる愛理がエロいからいいんだけど。
「イキたい?」
「うん…」
素直に頷く愛理。
素直なことはいいことだ。うん。
「どうしてほしいとか要望があるなら聞くよ」
「うぇ、っと…ま、マン、コキ…?」
「………」
マンコキ。挿入するのではなく、あくまでマンコのビラビラにチンコを擦りつけて互いに気持ちよくなる行為。
これはまた中々エロい要求をされたものだ。
「弘樹も、気持ちよくなれて、一石二鳥!…なんちゃって」
なんちゃってって。
たしかに興味はあるが、果たして女の子から頼むことなのか。
「まぁいいけど」
むしろ望むところである。
「じゃ、そのまま横になって」
言われて俺は寝転がる。
すると愛理は俺に跨がってきた。
挿入はしていないが、対面騎乗位と同じである。
「んっ、ふっ…!」
チンコにマンコを擦りつけてくる愛理。
「んやっ…これ、気持ち、いいよぉ…!」