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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺にとっての晴菜-19


そのときも晴菜は誰かに話しかけられ
その男と少し話をしていた。
そんな姿を見ている俺に雄二が小さい声で言った。

「いまだにお姫様なんだ?」

ニヤケる顔はぜんぜん教師の顔ではなくて・・・
俺の昔からの親友がいたずらなんかばれてるよ。と
ささやいているような顔だった。
そんな雄二の顔に俺は開き直り

「かもな・・・」
とつぶやいた。
「晴菜はいつまでたっても大事な妹だよ」
そう答えた俺に
「へぇ・・・」
と晴菜を見ながら雄二はポツリとつぶやいた。

「妹なんだ?」
「あぁ・・・今も昔もな」
俺は自分の新しい感情に気づかないフリをした・・・・

「手ぇ、出してないんだ?」
「・・・・・」
「純が、珍しい」
「晴菜さ、婚約者がいるんだと」
「へ〜・・・。さすがS女のお嬢だな」
「晴菜が望んで誰かに抱かれるならいいけど
俺が年上の経験でその気にさせて晴菜を抱いちゃだめだろ?」
「それって、お前は抱きたいって聞こえるけど?」
「そっか。俺このごろ変なんだよ。晴菜が妹以上に見えるときがある」
「それって普通の感情だろ?」
「・・・・・」
「晴菜ちゃんはもう子供じゃないよ。
見てみろよ。いつ誰に抱かれたておかしくない。
お前が大事にしている間に誰かに持っていかれちゃうぞ」





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