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強姦主義者 『T』
【レイプ 官能小説】

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モンスターVSモンスター 中編-7

 彩愛との肉体関係と数々のレイプで女の体を既に知り尽くした田口。経験の乏しい、まして小学生を感じさせる事など容易い事だった。田口はキスの効力も知っていた。いかに女をその気にさせるか…キスが重要な事は熟知している。まずは優しく髪を撫でおでこをつけて見つめる。
 「…」
美樹の視線が浮つく。胸の鼓動が伝わってくる。田口の視線に、まるで自分の全てをスッと抜かれてしまったかのような気持ちになる。
 ゆっくりと近づく唇。まだ触れてはいないが温もりを感じる。ファーストキスは健介に無理矢理奪われてしまった。決して望んでいる関係ではないが、美樹はふと思う。これがファーストキスだったら素敵なのにな…と。
 「ん…」
唇が触れた。小さな声とビクンと反応する体。胸の鼓動が一段と早くなる。柔らかな手つきで髪を撫でられる美樹。一瞬強張った体からゆっくりと力が抜けていく。唇を密着させ、一瞬離してまた密着させる田口。美樹の唇が次第に密着を受け入れるかのように微妙に突き出し始める。田口の唇の動きに同期してきた美樹の唇。そしてもう離さないでと言わんばかりに自ら少し頭を上げ田口の唇に密着させた。不器用に横たわらせていた両手が田口に抱きつくように背中に回らせた。
 お互い頭をくねらせながら甘い鼻息を漏らす。密着した唇同士がゆっくりと開いて行く。美樹の舌は既に田口の侵入を待ちわびていた。田口の舌が侵入してくる。先端同士が触れ合う。無意識な動きで心地良く戯れる先端。ゆっくりと深く絡み合って行った。
 下腹部に田口の興奮の証の感触を得た美樹。同時に自分の体にもせよ興奮を覚える。下半身が熱い…。いや、ある一部分が物凄く熱い。体の奥から何かがジュワッと滲んでくる。美樹の舌は積極的に田口の舌を受け入れる。
 髪を撫でる手が頬、耳、耳たぶを這う。ゾクッとするような感触は嫌なものではなかった。美樹の体のくねりは次第に幅を増していく。
 (違う…。この人は樽美首健介とは違う…)
不本意な関係は同じはずなのに、田口には健介とはまるで違うものを感じる。いつまでもこうして体を重ねていたい気持ちでいっぱいだった。
 (キスさえちゃんとすれば女なんてすぐにマンコ濡らして股開くもんさ。フフフ)
純粋ではない田口の偽装純粋にどんどん墜ちていく美樹だった。
 田口の指が髪から体を下る。そしてたまにズキンと痛みが走る成長期の膨らみに到達する。乳首に触れぬよう包み込みゆっくりと揉み始めた。
 「あ…」
小さく零れる声がたまらない。気持ちいいか否かを別にして、胸を男に揉まれているという事に感じてしまう。円を描くような手つきに高揚していく美樹だった。


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