モンスターVSモンスター 中編-6
2人にオナニーを見せつける田口。佐川はドキドキしっ放しだが、美樹は少しだけ何故かいやらしい気分になる。
「で、シコシコ続けてるとその内モワッとして先っぽから精子がピュピュッて出るんだよ。その時、超気持ちいいんだよ。」
「き、気持ちいいの…?」
「うん。きっと病みつきになるよ?」
「そ、そんなに…?」
「うん。絶対!」
田口は手を止めた。本当は射精までしようと思っていたが美樹の裸を見てシコシコしているうちにすっかりいやらしい気分になってしまった。美樹とヤリたくなってしまった為に予定を変更する。
「帰ったら家でしてみな?」
「うん…。やってみる!」
未知な行為に胸を踊らせる。
「じゃあ後は…女のオナニーだね。」
ドキッとする美樹。
「美樹ちゃんにはセックスを教えてあげるよ。きっと樽美首にはろくなセックスされてないだろうからね。僕が美樹ちゃんにしてあげる事を自分ですればいいんだよ、女のオナニーは、ね?」
「田口君がする事…?」
「うん。僕が触った所を自分でいじればいいんだよ。さ、セックスしようか、美樹ちゃん。」
「え…」
身構える。美樹にとってセックスは痛いものだった。健介は入れる事しか考えてはいない。触る所と言えば乳首ぐらいだ。ろくに濡らされていない体に挿入されるから美樹は痛くて仕方なかった。
「大丈夫だよ。僕のセックスは…」
田口は口を美樹の耳元に寄せて囁く。
「気持ちいいから…」
ゾクッとした。一瞬力が抜けてしまった。田口に促され肩を抱かれてベッドに運ばれる。そして仰向けに寝かせられた美樹。田口は美樹の体の上に体を重ねた。
「佐川、良く見てなよ?これからするのがセックスだよ?」
「う、うん。分かった…。」
ベッド横の椅子に座る。田口は美樹を見つめて言った。
「怖い…?」
「う、うん…」
顔が不安に満ちている。
「大人はみんなセックスが大好きなんだよ?みんな大好きなセックスが痛い訳ないじゃん。僕が美樹ちゃんをセックス大好きな子にしてあげるよ。」
「…」
田口を見ていると、その目に吸い込まれてしまいそうになる美樹だった。