モンスターVSモンスター 中編-14
快感と跳ねによる頭への振動で意識がトランスしそうだ。奥まで突き刺さるペニスに口から涎が垂れる。田口が突き上げを止めると力なく前のめりに倒れ込む。
「まだくたばっちゃだめだよ。」
田口は体を抜き美樹の背後に回り腰を掴み引き寄せる。
「ああん…」
猫が背伸びをするような体勢…そう、次はバックだ。
「女が一番大好きなバックでヤッてあげるよ。」
ペニスを膣に当てる。
「ほら、よ?」
一気に突き刺す。
「ああん!!」
思わず顔と顎を上がる。制御不能な肉体に電流を流されたかのような感覚だ。再び奥まで突き刺さるペニスに美樹の体は激しく燃える。
パン、パン、と女体と男体が弾け合う音が響く。
「ほら、いいだろう?バック。突かれてる感じがたまんないでしょ?」
「ああん!ああん!」
快感の伝道者、田口にそう言われると否が応でもそう感じてしまう。
「良く見えるよ、美樹ちゃんのビラビラがチンポに纏わりついていやらしい姿が。突けば突くほどネバネバした液体が出てくる。ハァハァ、僕も気持ちいいよ…」
腰を撫で、そして尻を撫で回す田口の手にビクビク感じてしまう。
田口に言われた通りだ。どうやら美樹の体ももバックが大好きだったようだ。美樹の体に未知の感覚が沸き起こる。体の底から何かが蠢き、それが一気に破裂する。
「ああっ!あっ!あっ!い、いや…ダメっ!!あああぁあんっっ!!」
体が天高く舞い上がっていく。そして体がバラバラに砕け散ったかのような感覚…、しかしその全てがまさに極楽の極地。美樹にとっての初めてのエクスタシーだった。
「あぅぅっ…、あぅぅっっ…」
シーツを掴むが掴めない。ベッドの上でもがく美樹。間もなく田口の精子も美樹の膣内のゴムの中に放出された。
「初めてイッたかな?フフフ」
あまりに壮絶な光景にたじろぐ佐川。
「イッ、た??」
「うん。佐川も精子出た時気持ち良かったでしょ?それがイクっていうんだ。女も気持ちよさの絶頂があって、快感の頂上に達する事をイクって言うんだよ。女のイクは男の何倍も気持ちいいらしいよ?だって優等生で真面目な小菅美樹ちゃんがこんなんなっちゃうくらいだからね。」
目の前で体をピクピクさせながら口から涎、下半身は液体でベチョベチョにしている美樹を見て佐川は言う。
「納得…。」
と。
「で、これが避妊具というんだよ。いわゆるコンドームだね。」
「コンドーム…」
避妊具という言葉自体良く意味がわからないが、コンドームという言葉の響きがいやらしく感じた。
「そして女は自分の体を使って出た精子が大好きな生き物なんだよ。」
田口は美樹を仰向けにして、顔にコンドームから精子を垂らす。
「んんん…」
白濁された美樹の顔を見て佐川のペニスがグングンと勃起してきた。
「セックスってオモシレーかも!」
何かにとりつかれたかのように佐川は美樹に襲いかかり、再びセックスした。
「ああん…!」
されるがままに犯される美樹。二回目の射精も美樹の膣内で迎えた佐川。
「セックス…最高…!」
セックスに対するいやらしさを身につけた佐川だった。