初めてのセックスB (紗綾の視点)-1
瞬間、紗綾の全身に痙攣が走った。びくっとなる。
(くちびるだわ!)
思わず上に逃げようとした。だが、腰を抱く養父の力は強かった。
「いや、……ン、あ、……ン、あああ、……ン」
腰がひとりでにひくつく。吸われているところから、全身に電流が走る。初めての恥辱。恥辱にまみれながらも、鮮烈な感覚に身が切り刻まれそうになった。
「もう、もう、やめて」
泣き叫んだ。
「さーちゃん、美味しいよ。さあ、おちんちん入れてあげるね」
「許して…お願い…」
「だいじょうぶ。儂にしがみついて」
養父の胸と紗綾の乳房が重なった。思わず、腕にしがみついた。
「熱い!」
養父の肉棒を感じた。
「いくぞ」
「あ、あうっ! あ、あああ!」
激しい痛み!
「うぬ」
「ひいっ!……痛いのっ!」
「がまんしろ」
ぐぐっ、と粘膜の関門が破られる感覚。激しい痛み。そして躰に太い杭が突き刺さっていることを自覚した。
「さーちゃん、おまえはもう、儂のものだ」
涙がとめどなく頬に流れた。
「ああ、気持ちいいよ」
養父はゆっくりと腰を動かしてきた。
「まだ痛いか?」
「痛いの……」
「そのうち、気持ちよくなるから」
ケータイ電話の着信音が聞こえた。
「くそぅっ」
突き刺さっている肉棒の感覚が薄らいだ。
養父は肉棒を抜いて、紗綾の乳房のところに持ってきた。
両方の乳房を鷲掴みにされ、黒光りしている極太を挟み込んだ。
「ああ、煩わしい電話。ああ、あああ!」