初めてのセックスA(勝雅の視点)-3
躰の右側からお尻の下につま先をねじ込み、少女の腰を浮かせた。
「いやっ」
少しずつ下着を引き下げていった。膝まで下げるとしだいに生地は丸まった。紗綾は反射的に脚を閉じたが、空しい抵抗にすぎない。さらに下着を下げて、足先から抜いた。
ホックが全開になった純白ネグリジェだけを纏った紗綾。若鮎のように瑞々しい色白の肉体は、恐怖と羞恥心で震えていた。胸に手を当てて、嗚咽を洩らしつづけている。
(泣いたってムダ…。それにしてもいい眺めだ)
両方の足首を掴んで、股をひらき、自らの躰を入れた。少女の膝の裏に手を置いて少し持ち上げる。
薄い闇の中、美少女のデルタゾーンがくっきりと見えている。漆黒の和毛(にこげ)は萌え出た草の如く柔らかそうであった。中学時代よりも、春草の密度が濃くなっている。繁茂の形は逆三角形というより、やや縦に長い楕円形だ。恥丘は脂肪がよく行き渡っているのか、ぽってりと小高く盛り上がっている。
紗綾は胸に手を置き、すすり泣いていた。
秘叢に覆われた魅惑の丘の可憐な眺めを楽しんでから、右手の掌をあてがい柔らかな春草の感触を楽しむ。
「あ、……ン、許してぇ……」
「震えているじゃないか…。可愛い…。もっとしっかり見てあげるよ…」
指で秘裂を弄る。ごく薄く葛をとかしたような、透明でキラキラ光る液体が秘唇から溢れ、内腿までの肌を熱く濡らしている。
ぽてっとした谷を両方の親指と人差し指を使って静かに展(ひろ)げた。
「さーちゃん、ぐっしょりだよ。受け入れ態勢バッチリじゃないか」
「あ、…ン、あ、…ン」
ペンライトの光を当てて観察する。
(やっぱり、大人とは違う…。しかし、欲情している)
秘裂全体が充血しているように見えた。ぽってりと膨らんだ感じだ。内側から薄いスミレ色の花びらが爆(は)ぜ、濡れ光る珊瑚色の粘膜がさらけだされた。まるで軟体動物の口のようにヒクヒクと息づいている。鼻を近づけるとツーンという酸味を帯びた匂いがした。男を誘う蜜液の匂いだ。