投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

強姦主義者 『T』
【レイプ 官能小説】

強姦主義者 『T』の最初へ 強姦主義者 『T』 23 強姦主義者 『T』 25 強姦主義者 『T』の最後へ

モンスターVSモンスター 前編-9

 「ああん!!」
背筋が伸びきり顎を上げながら喘いだ紗栄子の歪んだ顔がこの日一番の淫乱な表情だった。快感に甘く苦しむ表情に野獣達はムラっとする。その表情のまま、小さく開いた口から心からの抑えきれないスケベな言葉を零す。
 「奥まで…奥まで入ってる…」
貫かれたような挿入感がたまらない様子だ。口元が微妙に震えている。
 「ハァハァ…バックの時の紗栄子さんが一番好きです…」
 「バックでされると私…何もできなくなる…ああん!」
 「紗栄子さん!」
ほぼいつもリードされる裕二はバックの時だけが紗栄子から主導権を握る事が出来る貴重な瞬間だ。男としての優越感に浸りながら夢中で紗栄子を突き上げる。
 「ハァハァ…ハァハァ…!」
 「あっ…あっ…!ああん!」
興奮してグイグイ腰を引き寄せる裕二に紗栄子は肘を床に着け俯かざるを得なくなる。時折奥を疲れた快感で顔が上がる。
 「もう行こうぜ!我慢できねぇよ!」
喜多が鼻息を荒くして言った。
 「行くしかないでしょ!!」
ペットとして選んだ獲物への欲望が止まらない徳山も続く。
 「まぁ落ち着けよ。最後まで見ようぜ?」
高田に宥められ引き止まる。あまりの紗栄子のいやらしさにみんなやられてしまっていた。引きとどまった野獣達を見ると高田は中西に指示を出す。
 「中西、何でもいいから館内へ入れるドアのスペアキーを盗んで来い。事務所の中にあるはずだ。いいか、スペアキーだぞ?」
 「はい。」
中西は事務所に向かった。
 (セレブって言っても夜は下品なんだな…。)
幼い田口の中では全てのセレブは上品ぶっていても見えない所ではみんな下品でいやらしいものなんだと思い込む。ただ、あんないやらしい姿を見せつけられても冷静な高田はさすがだなとも思った。
 野獣達を興奮させるセックスはいよいよクライマックスを迎えようとしていた。裕二の突き上げはセレブ女の肉体でいよいよ快楽の時がやってくる雰囲気を出し始めていた。女体と男体が激しくぶつかり合う音が館内に響く。
 射精した瞬間に襲いかかりそうとせんばかりの野獣達。中西がスペアキーを見つけ帰って来ると、今か今かと待ち構える野獣達に高田は意外な言葉を言った。
 「おい、今日は帰るぞ?」
 「えっ…?」
耳を疑うメンバー達。
 「今日はなしだ。いくぞ!」
 「は、はい…」
名残惜しそうに紗栄子を横目で見ながら退散する野獣達。リーダーである高田には逆らえない。不満を抱えながらもフィットネスクラブを後にしたのであった。


強姦主義者 『T』の最初へ 強姦主義者 『T』 23 強姦主義者 『T』 25 強姦主義者 『T』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前