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ある夏に吹いた風
【OL/お姉さん 官能小説】

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ある夏に吹いた風-7

初めてのSEXと膣内射精の快感にしばらく浸った

どのくらい経ったのか、ようやく体が動くようになって俺は起き上がった

立ち上がろうとすると、SEXの時に落としたのだろう。トウモロコシと皿を踏みそうになる

それを拾うと、海に投げ捨てようとしたが、カスミさんに止められた

勿体無いと言うカスミさんの言葉に海の水で洗って食べたがとてもしょっぱく、二人で笑いながら食べきった

俺はパジャマと皿をカスミさんは豚の蚊取り線香立てを持つと、手を繋ぎ、裸のままで“カスミさんの家”に帰った

股間が、カスミさんの愛液と俺の精液でガビガビになり、歩き辛い
カスミさんはなんともないように歩いていた

水道の水は海の水より冷たく、二人ではしゃぎながら体を洗った

カスミさんの背中に水が掛かると、「ひん!」と小さな悲鳴を上げた

SEXのとき、岩肌に背中が擦れて軽く擦り剥いたらしい

心配する俺に水を被せると、また二人ではしゃいだ

そしてテントに潜ると、冷めた体を温めあうように二人で裸のまま抱き合い深い眠りに着いた

空が濃紺から薄紫と水色のグラデーションに染まる頃、俺はカスミさんと密着して汗ばむ体とその下敷きになっている腕の痺れに目を覚ました

俺が蠢くのにカスミさんも目を覚ました。同じように俺の下敷きになっていた腕が痺れていた

片腕が動かない同士で狭いテントの中で動こうとするとぶつかり合い、俺がコケた拍子に荷物の山に突っ込んだ

そこにゴミ袋があり、中身をひっくり返してしまった

中から昨日食べたトウモロコシの芯と大量の使用済みコンドームが出てきた

それを見て、カスミさんと俺は何故か可笑しさがこみ上げてきて二人で笑った

日が昇る頃には痺れも取れ、俺はパジャマ、カスミさんはいつもの下着にランニングシャツとGパンを着てテントから出た

帰ろうとした俺をカスミさんは捕まえると、キスをしてきた
とても熱いキスだ

昨日と違ってトウモロコシのカスが行きかうことは無かった

口臭がしたがそれすらも心地よい

俺は家に着くと、何となく家族と顔を合わせ辛かった

宴会があると、外で寝るのはいつものことなのに、夕べカスミさんとSEXしたせいだろう。何か後ろめたさを感じた

その日から俺はカスミさんに合うのに抵抗は無くなった

むしろ、用は無いのに会いたくなった

そしてカスミさんが多くの人とSEXしていることを軽蔑することも、まったくとはいえないが無くなった


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