ある夏に吹いた風-5
ショックだった。鼻の奥がツンとする
「それにね、私、SEXが好きなんだ。いろんな人とするのが好きなんだ
でも、それって世間じゃ良く思わない人がいるんだよね
で、旅をしながらいろんな人とSEXをするの」
それならソープと変わらない気がした
「私、風俗嬢をしてたことあるんだ」カスミさんは星空を見上げながら、口にしていない俺の疑問に答えるように話し始めた
「沢山の人とSEXしたくてね。でもね、あれって、結構合う人って限られて来るんだよね
たまにツアーの観光客で知らない人とかがドッと来たりするけど、あとは殆どおんなじ人
もっと色んな人とHしたくなって、こんなことしてるんだ
もちろん、君ともしたいんだよ」
その言葉に俺は飛び跳ねる
(からかわれている)
そう感じた俺は豚を取って離れようとした
その手をカスミさんは掴んだ
「ほら」
その手をカスミさんは股間に導く
その先には熱く濡れた柔らかい肉が俺の指に当たる
ついさっきまで海で泳いでいたのが信じられないくらいに熱かった
「君とSEXしたくてずっと疼いてるんだよ」
俺の呼吸は荒くなり、心臓が爆発寸前の爆弾を前にしたように早くなる
俺はカスミさんのオッパイにむしゃぶりついた
チュウチュウと音を立てて吸い付く俺の頭をカスミさんは優しく抱きしめる
俺はパジャマを脱ぎ捨てた
手順なんか考え付かず、ただ思いつくままにカスミさんの体を嘗め回した
カスミさんの体は汐でしょっぱかった
体を舐めて、キスするたびに「ウン・ウァ」と小さく甘い声を漏らす
思い出したように唇にキスすると、トウモロコシのカスがお互いの口の中を行き交った
「イイ!ああ、すっごい、いいよ!」
波音に負けないカスミさんの声
もどかしさを覚え、カクカクと俺の腰が動く
そこにカスミさんの手が俺の剥け切らないペニスを軽く握った
その瞬間、爆発したようにカスミさんの掌に射精した
ビュク!ビュク!止まらない射精
カスミさんは掌で精液を受け止める
器状にした左掌に溢れそうな精液。自分で驚くほどの量だった