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もう一人のギガロマニアックス
【二次創作 官能小説】

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折原梢(+1)-1

あやせと優愛を攻略し終えた俺は、次に最大の難題であるこずぴぃを攻略することに決めた。
だが前にも説明したとおり、こずぴぃは心が読めるうえに、見た目に反して破壊屋なのだ。
「見つけたのら〜」
「ひぃ!?」
廊下の角を曲がったところで、こずぴぃと出くわしてしまった。
「悪いわる〜い偽物しゃんは、こずぴぃがドカバキグシャーってしちゃうんだから」
こずぴぃはディソードをリアルブートする。
「待ってよこずぴぃ!僕だよ西條拓巳!」
「ざ〜んねんのざんね〜んなのら。こずぴぃは、偽物しゃんの正体、もう知っているのれす」
こずぴぃは本気だ。本気で俺のことを殺そうとしている。
……でもこずぴぃに殺されるなら本望かも……。
「てぇぇーい!」
俺はここで死ぬのか……?こずぴぃを攻略できないまま、死んでしまうというのか……?
死を覚悟して瞼を閉じていると、キィィン!と金属同士がぶつかりあうような音が響いた。
「?」
不思議に思いゆっくりと瞼を開くと、俺とこずぴぃの間に、俺を守るかのようにあやせが立ち塞がっていた。その手には、リアルブートされているディソードを握っている。
「タクミに手は出させないわ」
あやせ△
「あやしゃん!?ぷっぷー!ど〜して邪魔するのらー!」
「繋がっているのよ。私とタクミは」
性的な意味でですか!?
「違うちーがうのらー!あやしゃんは騙されてるのらー!そのひとひーとは、拓巳しゃんの偽物しゃんなのらー!」
「違うわ。本物よ、彼は。私にはわかるわ」
偽物ですけどねサーセンww
「今認めたのらー!やーっぱり、拓巳しゃんの偽物しゃんだったのらー!」
これ以上こずぴぃに変なことを言われる前に、ちゃっちゃとこずぴぃを食べちゃいますか!
俺とこずぴぃ、それとあやせの三人は、俺の妄想によって体育用具室に閉じ込められた。もちろん二人が着ているものは体操服だ。
「あやせ。俺のために手伝ってくれるか」
「もちろんよ」
「こずぴぃの動きを封じてくれ」
「わかったわ」
あやせはこずぴぃを後ろから押さえ込んでくれた。
「あやしゃん離すのらー!」


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