〈悲哀奴隷・銭森瑠璃子〉-6
『鳥肌が立ちましたね?もうゾクゾクしてきたみたいですよ?』
(ち…違う!!気持ち悪いのよ!!)
『麻里子や美津紀みたいなモリマンかと思ってたが違うなあ』
『クンクン……チョコみたいな甘い匂いがするなあ?こりゃ臭えオマ〇コを香水でごまかしてんだな』
変質者そのものの好奇心を股間に受け、真っ赤に染まった鼻からは鼻水が滴り始めていた。
何も抗えぬまま、ベタベタと汚らしい手が下半身を汚していく。
……と、遂に性器の割れ目にも、好奇心は触れた……それは中指だけを立てた専務の拳……相手を侮辱するポーズだ……。
『俺の指でオ〇ニーしろ……学生時代に机の角に擦ってしてただろ?』
「ッ!!!」
カメラを構えた部下は専務の隣に陣取り、屈辱的な振る舞いを期待している。
瑠璃子の顔はいよいよ軋み、それは睨むというより困り果てた泣き顔と表現した方が的確だろう。
『架純ちゃ〜ん、お友達がオ〇ニーを見せてくれるってさ』
『大翔君も見てみろよ。コイツが大人しく言う事聞いてりゃ、君も大丈夫なんだからよ。安心して楽しめよな』
『早くしろよ!架純ちゃんのレイプショーに切り替えられてえのか?』
頭を叩かれ尻肉を抓られ、イジメられっ子のように立ち尽くしていた……抗えない事は分かっていても、身体が思うように動かない……突然の悲鳴……それは架純から発せられた声……瑠璃子は自分を殺すしかないのだと、改めて思い知らされた……。
『アハハ!やっと始めたか!』
『イヤラしい腰の動きしてんなあ』
瑠璃子はがに股のまま腰を前後に揺すり、専務の中指を性器の割れ目に擦りつけた。
それは幾ら強制的なものだとしても、あまりにも破廉恥な振る舞い。
そしてその度合いを高めようと、専務は拳の位置を徐々に下げていった。
『もっと腰を下ろしてやれ……まだまだ下がるぞ?』
(い…いい加減にしてよ!!私…私がこんな…ッ!!!)
専務の拳の位置が止まった。
瑠璃子の股間は四股のように広がり、その脚力を消耗させる姿勢に脚はプルプルと震え出し、膝に手を着いた姿勢へと変わっていった。
その姿勢のままでの腰使いは、自慰の生み出す快感に浸りきり、己のふしだらさすら忘れた淫らな牝のよう。
『クリちゃんがコリコリと指先に当たるぞ?お前らもコイツのオ〇ニーの手伝いしてやれ』
部下が専務と入れ代わり、またも性器に中指を立てた。
そして専務は瑠璃子の背後に回り、キャミソールの肩紐を二の腕までずらした。
(と…撮らないで……)
キャミソールは簡単にズリ下がり、水色のブラジャーのホックもプチンと飛んだ。
プルンと弾ける胸肉が曝されると、部下達は悦びの声をあげて視姦へと及んだ。