2.-3
左手で胸を弄られながら、お兄ちゃんの右手がお腹の下へ降りていく。
湯に漂う毛を手で掬いながら「小さい頃はツルツルだったのに」と言われ、恥ずかしさがこみ上げてくる。
そして、そこへ手が伸びる。
「あれ?まゆ、濡れてるよ?」
「お風呂、なんだから、当たり前だよ…」
「ぬるぬるするけど?」
「気のせ…あっ!」
敏感な突起を撫でられ、声が漏れる。
お風呂場に私の甘ったるい声が響いた。
「気のせい?そっか、そうだよね」
お兄ちゃんは尚も執拗に私のそこを攻め立てた。
「あっ、ああっ、」
私の反応を楽しんでいるようだった。
耳に舌を入れられ、左胸を弄られながら、クリを刺激され、頭がぼうっとしてきた。
「あ!」
ずるっと中にいきなり指を2本入れられ、目を見開く。
「こんなに簡単に2本も入っちゃった」
「あ、ん、あっ、あ、」
中を2本の指で掻き回される。
指を曲げられ、奥の方を押された時が一番気持ち良い。
私はお兄ちゃんが手を動かしやすいように足を開き、されるがままになっていた。
「まゆはえっちだねえ」
笑みを含んだ声でお兄ちゃんにそう言われると恥ずかしくてたまらなくなる。
指で中を激しく掻き回され、私は一際大きな声を上げて絶頂を迎えた。
「ああ…!」
「まゆ、気持ちよかった?」
こくこく、と頷くと頭を撫でられ、抱きかかえられて湯船から出た。
「ここ、手着いて?」
浴槽の淵に手を着くように言われ、半分のぼせていた私は言われるがままにそうする。
低い位置にある淵に手を着くと、自然とお尻を突き出すような形になり、恥ずかしいと思っていると、太いものがそこに当てがわれた。
あ、と思った時には貫かれていた。
「んんっ!」
「まゆ、可愛いから我慢できないよ」
腰を掴まれ、後ろからずんずんと突かれる。
「あ!あ!あ!あ!」
浴室に声が響く。自分の声に興奮する。
初めて抱かれた時とは違う体位で、めちゃくちゃに気持ち良い。
力が抜けて、崩れ落ちてしまいそうなのを必死で堪えた。
「おに、ちゃん、あっ、」
「まゆ、きもちい?」
「うん、おか、しくなっちゃう、よお…!」
奥を突かれる度に、頭がどうかしてしまいそうだった。
「あっ、あっ、あっ、あっ!」
「まゆ、もうイきそ…」
数回腰を動かしてから抜くと、私のお尻の上にお兄ちゃんは熱いものを出したようだった。
私はその場に崩れ落ちた。