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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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悪魂の結末-9

 「私ね、いつかは優里を真似るのを止めようと思ってたの。職業まで真似てみたけど、でもいつまで本当の自分を隠してまで優里を真似るんだろって自分でも分からなかった。湯島君に近づいたのも優里が結婚した人を観察して優里が結婚した湯島君と同じくらいの人と私も結婚しなきゃって思っちゃったからなの。でもふと気づいてさ、職業は同じでも結婚相手は同じ人って訳には行かないでしょ?これを機会にもう真似るのは止めようと思ったの。」
 「その方が楽なんじゃないの?」
しかし意外な反応を見せた絵里。
 「楽じゃない…。苦しい…。」
 「どうしてさ?」
絵里は深く息を吸い、そしてゆっくりと吐いてから言った。
 「だって…同じ人を好きになっちゃったんだもん…」
 「えっ…?」
武史にとって衝撃的な言葉だった。確かに自分を好いているのではないかという言動は感じていたが、まさかである。完全にどうしていいのか分からなくなってしまった。
 「冗談だろ?」
 「ううん?本気…」
じっと見つめる絵里を見ていられない。何かの罠かとも思ったが、何故か絵里が自分にそんな事をするような女ではないと思えてしまう武史。今まで絵里もどうせ優里と同じ女なんだろうとばかり思ってきた絵里への気持ちが少しずつ変化していく。
 「好きなの…湯島君…。」
 「…(や、止めてくれ…!)」
明らかに動揺していた。絵里をレイプしたかった武史には酷な告白だった。
 「やっぱり優里は私の先を行くんだね。もっと早く真似る事をやめてれば私が湯島君と結婚できたかも知れないのに…。決心するのが遅かったよ…。苦しいよ…」
武史は固まる。こんな想像だにしていなかった状況に対応できる程器用ではない。しかし思った事がある。
 (俺を好きになった時点で優里を真似るのを止めたって事だぜ?優里は俺を愛してなんかないからな…。)
優里と絵里は本当に中身は違うんだ…、そう実感した武史だった。


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