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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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悪魂の結末-8

 「湯島君、ボクシングやってたんだよね?凄い筋肉…」
腕を触る絵里。
 「毎日鍛えたからね。(おまえの姉ちゃんを力ずくでモノにする為に鍛えたんだよ。)」
 「それは…もう二度とイジメられない為…?」
 「ああ。そうだね。それもあるね。(よくもズケズケと…。無神経な女だ。)」
 「そっかぁ…。凄く努力したんだね。」
太くてガチガチの腕を触り続ける。
 「ねぇ、湯島君?」
 「ん?」
 「双子の姉を愛せるって事は瓜二つの私も愛せるのかな?」
 「えっ?(な、何を言ってるんだコイツは…?)」
本気で略奪するつもりなのかと思った。
 「正直言うと、外見は私たち本当に見分けがつかないほどそっくりだけどね、中身は違うの。」
 「え?そっくりじゃん?何から何まで。」
 「それは私が優里の事を真似てきたからだよ。優里のする事は私もしたかったし、優里が好きなものは何でも好きになってきた。見比べられて劣る事が怖かったの。だから追い抜く事はしなくても肩を並べてなきゃ嫌だったの、私。何から何までそっくりだって言われれば私は優里に劣ってないって事だし。優里の方が何でも先に行ってた。それに私がついて行ってただけなの。だから私は優里とは中身は違う。ねぇ、見かけは同じでも中身が違ったらやっぱり好きにならないもんかな…?」
 「っとぉ…分かんないよ…」
予想だにしていなかった言葉に動揺する武史。頭が混乱する。
 「やっぱ、ダメかぁ…」
 「い、いや…」
切なそうな女に全く慣れていない。レイプされて泣く女を相手する方がよっぽどましだ。
 「もしかしたら絵里ちゃんみたいな子の方がいいかも知れないだろ?」
 「えっ?ほ、ホント!?」
 「あ、ああ。(な、何を慰めてるんだ俺は…!?)」
こういう雰囲気は苦手だ。今の武史は童貞以下かもしれない。どうしていいかさっぱり分からない。
 「湯島君は優里みたいな私と、優里と見かけは同じだけど中身は全然違う私とどっちが好き?」
 「えっ…?(か、勘弁してくれよ〜)」
 「ねぇどっち〜!?」
腕を掴み揺らして答えをねだる。
 「(止めてくれ〜!何なんだこの展開は!?どうすりゃいいんだよ…)な、中身が違う方がいいんじゃないかな…?」
 「ホント〜!?」
腕に抱きつき目をキラキラさせながら嬉しそうに顔を見つめている絵里にドキドキしてしまう武史だった。


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