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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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悪魂の結末-7

 帰りたくない絵里と帰したくない武史…思惑は一致しているのだが、それをどう言葉にしていいか苦労する。自然にそういう雰囲気になれば一番いいのだがそうはならない。会話の中でそういう流れに持ち込もうと考え悩む2人。見ているテレビには集中できない。そしてその番組が終わった区切りがチャンスだと思った絵里。テレビの話題から離れる。
 「どう?新婚生活って。」
 「ん?まだ落ち着かないから良く分からないなぁ。」
 「そっかぁ…。私にはまだ遠い話だからなぁ…。」
 「決まる時はすぐに決まっちゃうもんだろ?最近じゃ出会ってから2ヶ月で婚約とか珍しくないしね。」
 「湯島君と優里も速かったよね。優里の場合婚約破棄してまで湯島君と結婚したんだもんね?びっくりしたよ。」
 「まぁ、これもタイミングだよね。もしかしたら婚約してたけど日が進むにつれて不安が増えてきたとか、何かあったんじゃないの?そんな時に俺と再会して何かを感じたとか。」
 「そうなのかなぁ。何でかは優里は話さないから分からないけど…」
絵里はこのままでは普通の会話が暫く続きそうだと考えて思い切った言葉を口にしてみた。
 「セックスが合わないとか。」
 「えっ…?」
いきなりそう来るとは思わなかった武史は面食らう。
 「ああ見えて優里ってけっこうスケベだからセックスに不満を抱えてたんじゃないかなーって思うんだよね。」
サラッと言った優里だが内心は恥ずかしかった。
 「双子って似てるんだろ?て事は絵里ちゃんもスケベなの?」
 「え…わ、私は…」
自爆した絵里。ソワソワする。
 「て、適度に…。だ、だってみんな少なからずスケベでしょ??」
 「そうだね!ハハハ。でもなぁ…絵里ちゃんも優里みたいにあんな事やこんな事まで平気でしちゃうのかなぁ…」
妄想する素振りをする。
 「そ、想像しないでよ〜!」
恥ずかしくなる。
 (一体優里はどんなエッチな事してるのよ…)
自分もそういう事をするのかと思われている事が恥ずかしい。
 「だ、だって、私はしたくても相手がいないからしてないもん!」
 「相手がいたら、したいんだ?」
 「えっ…?そりゃあ彼氏が求めれば…。って何言わせるのよ…!」
絵里は武史との距離を一気に縮めピタリと横に座り腕をポンポンと叩き照れ隠しをした。
 「ハハハ。可愛いなぁ絵里ちゃん。」
思わず不意にそう口にした武史だった。
 (と、とにかく密着できたわ…)
距離を縮める事に成功した絵里。もっと親密になるべく前へ進む。


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