悪魂の結末-21
激しく体を痙攣させる絵里。自分ではもはや止められない。
「あっ…あっ…あっ…」
そんな絵里の股間から顔を上げる武史。口元は絵里の愛液でビッチョリと湿っていた。激しいエクスタシーの余韻に悩まされる中、絵里は微かに目を開け武史を見る。
「あ…」
自分の愛液まみれの口元に慌てる。力が入らない体をよたよた起こし脱ぎ捨てたシャツで武史の口元を拭く。
「ご、ごめん…」
「別に謝る事じゃないよ。」
「でも…」
「恥ずかしい?」
「え…?う、うん…」
恥ずかしそうに下を向く。しかしすぐ顔を上げて言った。
「ひ、久しぶりだったから…たくさん濡れちゃっただけだからね…?いつもは…普通だから…。」
パンツまでグッショリと濡らしてしまった事が恥ずかしい様子だ。
「普通って…、彼氏がいないのに濡らす機会あるの…?」
何の気なしに聞いてしまった。
「あ…そ、それは…(オナニーしてる事暴露したようなもんじゃない!!ヤダ…)」
言葉に詰まる。
「そ、そこはスルーしてよぅ…」
「あ、そ、そうだね…ごめん…」
聞かなくてもいいことを聞いてしまったと思った。恥ずかしさにまみれる絵里。
「こ、今度は私が…」
照れ隠しも兼ねて急にそう言った絵里は武史のベルトを緩める。
「湯島君、立って?」
「あ、ああ…」
立ち上がる武史。絵里はベルトを外しチャックを降ろす。そしてズボンとパンツを下げた。その瞬間だった。目の前にとんでもない物体が天を向いて反り勃っているのが飛び込んで来たのは。
「えっ?えっ?」
それがペニスだと理解するまで間があったくらいに信じられない大きさだった。
「す、凄い…」
思わず見とれてしまう。
「ここだけは順調に成長したんだよ…。」
「わ…、わ…、ワールドクラスだね…。」
「ワールドクラス…」
そんな事を言われたのは初めてだった。
「凄い…」
こんな大きなペニスがあるなんて信じられなかった。
「私に入るかな…」
「けっこう入るもんだよ?優しくするから、ね?」
「うん…。」
見とれる絵里。
(あ…舐めなきゃ…)
あまりの立派さに本来の目的を忘れてしまった。絵里は武史の足元に跪き、棒の根元から裏筋に舌をツーっと這わす。
「ああ…」
ビクンと反応するペニス。絵里は何度か裏筋に沿って舌を往復させる。そして筋の密集地帯に何度かキスをした後にそこを柔らかく舐める。
「ああ…気持ちいいよ…」
「ホント?」
「ああ…」
髪を撫でられると嬉しくなってしまった。